[美術展] 2017年4月に見た美術展等

4月は企画展ラッシュ。ミュシャ展も始まりましたね。スラブ叙事詩、直前までハラハラしたけど日本に来てくれてありがとう。


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山種コレクション名品選Ⅳ 日本画の教科書 東京編 ー大観、春草から土牛、魁夷へー (山種美術館)
ポスター撮り忘れていたので、いただいた和菓子を。企画展用の特別な和菓子です。


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絵巻マニア列伝 (サントリー美術館)



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並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑ー透明な黒の感性 (東京都庭園美術館)



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ゴールドマンコレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力 (Bunkamura ザ・ミュージアム)



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総合開館20周年記念 山崎博 計画と偶然 (東京都写真美術館)



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パロディ、二重の声 ーー日本の一九七〇年代前後左右 (東京ステーションギャラリー)



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燕子花図と夏秋渓流図 (根津美術館)



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ポーラミュージアムアネックス展2017 ー繊細と躍動ー (POLA MUSEUM ANNEX)



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国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業 ミュシャ展 (国立新美術館)



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雪村 ー奇想の誕生ー (東京藝術大学大学美術館)



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シャセリオー展 ー19世紀フランス・ロマン主義の異才 (国立西洋美術館)


ミュシャ展はまだほとんど並ばずに入れたんですが、中は混んでました。


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# by marinji | 2017-12-31 00:53 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] 2017年3月に見た美術展等

3月はまたそれなりに。


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超・日本刀入門 〜名刀でわかる・名刀で知る〜 (静嘉堂文庫)



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吉岡徳仁 スペクトル ープリズムから放たれる虹の光線 (資生堂ギャラリー)



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ティツィアーノとヴェネツィア派展 (東京都美術館)



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サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス (サントリー美術館)



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博物館でお花見を (東京国立博物館)


展示内容が春めいて来ましたね。


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# by marinji | 2017-12-31 00:07 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] 2017年2月に見た美術展等

1月に行き過ぎたせいか、振り返ってみたら一展しか見てなかった。


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青木美歌「あなたに続く森」 (POLA MUSEUM ANNEX)
すごく好きで、二回見に行きました。


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# by marinji | 2017-12-30 22:21 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] 2017年1月に見た美術展等

2016年の振り返りも終わってないですが、先に2017年をとりあえず写真で振り返ります。順番は行った順。2回行ったら2回出て来ます。感想はたぶん書いたり書かなかったり。


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拝啓 ルノワール先生 ー梅原龍三郎に息づく師の教え (三菱一号館美術館)



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デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち (上野の森美術館)



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博物館に初もうで (東京国立博物館)



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クラーナハ展 500年後の誘惑 (国立西洋美術館)



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落語とメディア (早稲田大学演劇博物館)



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クラーナハ展、2回目。(2016年にも見ているので3回目)



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開館50周年記念 岩佐又兵衛と源氏絵 ー〈古典〉への挑戦 (出光美術館)



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マリメッコ展 ーデザイン、ファブリック、ライフスタイル (Bunkamura ザ・ミュージアム)



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世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画 (国立科学博物館)



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アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち、 TOPコレクション、 東京・TOKYO東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13 (東京都写真美術館)



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ねこまみれ うさぎやいぬらの てもかりて (不忍画廊)



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endless 山田正亮の絵画 (東京国立近代美術館)



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コレクション展 染付誕生400年 (根津美術館)



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山種コレクション名品選Ⅲ 日本画の教科書 京都編 ー栖鳳、松園から竹喬、平八郎へー (山種美術館)


1月は行き過ぎかも。


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# by marinji | 2017-12-30 21:53 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] カラヴァッジョ/国芳国貞/川端康成/マンショ/ルノワール

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2016年6月に見た美術展等。これから毎月、一年前の美術展を振り返ってみようかと。まぁ更新が止まってしまってただけなんですけど、ちょうど一年経ったのでそれでいいかなと。それと別に今年分も投稿できればいいんですが。はてさて。


カラヴァッジョ展 (2016/3/1-6/12、国立西洋美術館)

二回目。確か最後二週間は平日も夜間展示してくれて、終了間近にしてはかなり空いている状態で見ることができました。ありがたい!

間近で見るカラヴァッジョの作品、うまかった。うっとりするぐらいうまかった。ただうまいというより、ぐっと引き込まれる。そして影響を受けた他の画家たちの作品を通して、多くの画家たちが魅了されたのはもちろん、きっと世間でもとても人気があったんだろうなと感じました。過去に"カラヴァッジョ"という一人の画家がいたことが実感できる、面白い構成でした。

わりと有名な絵が来てましたよね。看板になってた「バッカス」(ウフィッツィ美術館)だけじゃなく、「トカゲに噛まれる少年」(ロベルト・ロンギ美術史財団)、「果物籠を持つ少年」(ボルゲーゼ美術館)、「エマオの晩餐」(ブレラ絵画館)、それから個人蔵の「メドゥーサ」。それに真筆と認定された「法悦のマグダラのマリア」も。見応えありました。

>>> 国立西洋美術館



ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳・わたしの国貞 (2016/3/19-6/5、Bunkamuraザ・ミュージアム)

人気の国芳。うわーっとびっくりするような構図、目を引きます。で、今回は幕末に国芳と人気を二分したという国貞も。正直言ってこの時初めてきちんとみましたが、これがまたよかった。比べることで見えてくるものもありますね。

>>>Bunkamuraザ・ミュージアム



川端康成コレクション 伝統とモダニズム (2016/4/23-6/19、東京ステーションギャラリー)

コレクションの数々も面白かったし川端康成の本の装丁の原画も素敵だったけど、川端康成が書いた手紙と他の作家が川端康成宛に書いた手紙の数々がとにかく面白かった。単純にこんな字を書く人なのねというのもあるし、文章を書くことを生業としている人たちが書く手紙というのが面白くて。
 
特に川端康成が若い頃に書いたラブレターと、太宰治から届いた第一回芥川賞落選の恨み節&懇願みたいのが味わい深かったです。ラブレターは書いたものの投函はしなかったそうですが、それが数十年後に展示されて私なんかが読めちゃって、図録にも収録されちゃうなんて。恐ろしい。いやもう、本当に。

>>> 東京ステーションギャラリー



新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像 (2016/5/17-7/10、東京国立博物館・本館)

さてこれも日伊国交樹立150周年記念。なんと東博にもその波が。イタリア強いな!

それはさておき、伊東マンショ。天正遣欧少年使節としてイタリアにたどり着いたのは1585年。レオナルド・ダ・ヴィンチもミケランジェロもラファエロもティツイアーノも亡くなってますが、まだまだ数十年しか経っていない時代。そしてマンショの肖像画を描いたのはティントレットの息子(ドメニコ・ティントレット)。なんとうらやましい!!もちろんうらやましいだけじゃない人生であることは知ってますが。それにしてもドメニコ・ティントレットとは、歓迎されたてたんだなー。描かれたマンショは少し西欧人ぽい顔立ちでした。

根付のコレクション展示もあり、落花生の根付が好き。


>>> 東京国立博物館



ルノワール展 オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 (2016/4/27-8/22、国立新美術館)

これはやっぱり、看板にもなってるムーランドラギャレットがすごかったです。正直言って、「本物は違う!」みたいなことは残念ながら私はあまり分からないんですが、その作品のサイズを体感できるということはけっこう面白くて、それを特に感じた作品でした。想像より大きくて、目の前に広がる景色のようで。絵の中からこちらを見ている人物とは目が合って知り合いのような気分になるし、絵と自分の間に立ってる人の後ろ姿は絵の一部のように見えてくるし。絵と風景の境界が分からなくなる感じで、この大きさも重要な作品なんだろうなと思いました。

>>> 国立新美術館


*写真は東博の所蔵品展で展示されていた酒井抱一「四季花鳥図巻 巻上」。紫陽花が描かれていました。
  
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# by marinji | 2017-06-25 14:27 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] 広重/洛中洛外舟木本/ファンタスティック江戸絵画/西美常設/チームラボ@ひらパー

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2016年5月に見た美術展等。5月は感想をまったくメモしていなかった。なので、思い出し書き。


広重ビビッド (2016/4/29-6/12、サントリー美術館)

分かりやすいタイトルのとおり、色が鮮やかでした。展示は広重だけでなく、北斎、国芳なども。それぞれがよく使う色(他の人はあまり使っていない色)も感じ取れてきたり。基本的に風景画、名所絵を集めた展示で、現在の状態が一緒に写真で展示されていて比較できたのが面白かった。すっかり変わってしまったところもあるし。

広重の『六十余州名所図会』『名所江戸百景』だけじゃなく、北斎『千絵の海』10図を見ることができたのは貴重でした。日本化薬株式会社元会長・原安三郎氏のコレクションだそうです。

>>> サントリー美術館


平成28年新指定 国宝・重要文化財 (2016/4/19-5/8、東京国立博物館・本館)

洛中洛外図屏風(舟木本)が国宝に!ということで見に行きました。ちょっと照明が暗い?前に見た時より地味に見えてしまったけど、あのぎゅうぎゅう感は健在!(当たり前だけど)

>>> 東京国立博物館


春の江戸絵画まつり ファンタスティック (2016/3/12-5/8、府中市美術館)

後期は小泉斐の「竜に馬師皇図屏風」がすごかったなー。なんなんだろう、あれ。それと色々な人の描く月もよかった。柴田是真はやっぱり好き。府中市は幅広く集めてくるところがすごいなぁと思うんだけど、応挙が多めなのも嬉しいです。

>>> 府中市美術館
>>> 大田原市:紙本墨画 竜に馬師皇図(小泉斐)


国立西洋美術館・常設

府中市美術館から都美の若冲展にハシゴしようとしたら50分待ち。GWだから混んでるのかしらとあきらめて、西洋美術館の常設へ。5月はまだ世界遺産にもなる前なので、空いてて見やすかったです。久しぶりにモネの部屋でじっくりのんびり。ロンドンのナショナル・ギャラリーに貸し出されていた作品「陽を浴びるポプラ並木」も戻ってきてました。

余談ですが、若冲展の50分待ちは後から考えると短い方だったかも。並んでみればよかったか。

>>> 国立西洋美術館


チームラボ★アイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地 (2016/3/12-6/6、ひらかたパーク)

ひらかたパーク、通称ひらパー。V6岡田准一が"超ひらパー兄さん"を務めるひらパー。気になってたところにチームラボの企画展、そして西日本側へ行く用事があったので、これ幸いと寄ってみたのでした。

基本的には同タイトルの科学未来館(東京)での展示と同じ。それぞれの作品が何かしらバージョンアップされていたりして、二度目でも面白い。しかも東京と比べると空いてたし(これはタイミングも良かったのかもしれないけど)。それぞれじっくり楽しみました!「追われるカラス、~」も相当見ました。たぶん見過ぎ。スマホで表示内容を指示できる「クリスタル・ユニバース」も空いていたこともあって他の客との取り合いみたいになることなく楽しめて、やめられない止まらない状態になりかけたり。面白かったです。

>>> ひらかたパーク
>>> teamLab★


*写真は東京都美術館。若冲展の待ち行列越しのチームラボ「Nirvana」。若冲展用の特別展示でした。
*年が明けましたがこちらはまだまだ昨年5月です。
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# by marinji | 2017-01-17 23:09 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] モランディ/江戸絵画/お花見/オートクチュール/藝大/アフガニスタン2展/若冲/燕子花

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2016年4月に見た美術展等。今年は日伊国交樹立150周年記念の企画展がいっぱいあったけど、ジョルジョ・モランディが一番好きかも。


ジョルジョ・モランディ ―終わりなき変奏 (2016/2/20-4/10、東京ステーションギャラリー)

イタリアの近現代の画家。ポスターに載ってる作品のバリエーション違いのような作品がずらっと続くのだけど、これが不思議と飽きなくて、いいなあと思えてくる。逆にどこかの美術館の常設展示の中に一枚だけあったら私はこれをいいと思えるかしら、と考えたりもする。まとめて展示してくれたことに感謝。見てるうちにいつのまにか好きになっちゃう。日伊国交樹立150周年記念。

>>> 東京ステーションギャラリー


ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想 (2016/3/12-5/8、府中市美術館)

前期終了前に駆け込み。恒例の春の江戸絵画祭り、今年はファンタスティックってちょっと雑じゃありませんかね、と思ってたけど、様々なファンタスティックの解釈が面白く。これは後期も行かねばと思ったのでした。

いわゆる画家の作品だけでなく、仙台三代目藩主が描いたものなんかもあって、相変わらずラインナップが面白い。練馬区美術館とBunkamuraで取り上げられてる国芳の作品も数点ありました。

>>> 府中市美術館


博物館でお花見を (2016/3/15-4/10、東京国立博物館)

桜があしらわれたり描かれたりしている作品が展示されます。庭園開放もあって本物の桜も。

桜の時期で、天気もよくて、ということで子供連れや老夫婦や外国人観光客が多く、みんなそれぞれに好きなものを楽しんでいる感じですごくよかった。にぎやかなんだけどガツガツしてなくて。そして刀と甲冑は人気。

古田織部作の茶杓が展示されていて驚きました。織部焼の展示はよく見るけど、本人作の作品はあまり見掛けないので。さらに別の部屋には書状も。そしてその近くには本阿弥光悦のと俵屋宗逹の書状も。花の季節だけど琳派の作品が無いなと思ったら、書のコーナーにいるなんて!にくいわ。

縄文の女神の展示もうっとりでした。

>>> 東京国立博物館


PARIS オートクチュール ―世界に一つだけの服 (2016/3/4-5/22、三菱一号館美術館)

デザインや素材の移り変わりも面白かったけど、特定の誰かのために作られたドレスたちの持ち主を想像するのがまた楽しかった。サイズもそれぞれ全然違って、背が高いなーとかウエスト細!!とか逆にお腹まわりカバーしてるな~とか。いろいろな角度からどう見えるかっていう楽しみもありました。背中がバーンと開いてたり。

ブランドの相関図も面白かったな。作品の紹介にも、〇〇が△△にいた時の作品、みたいな記述があったりして。

>>> 三菱一号館美術館


藝大コレクション展 -春の名品選- (2016/4/2-5/8、東京藝術大学大学美術館)

東博・黒田清輝展のコピーが「教科書で見た。でも、それだけじゃない。」ですけど、それを言うなら断然高橋由一の鮭だと思うんです!(それか岸田劉生の麗子像) というわけで見てみたかった藝大所蔵の鮭を見てきました。いやー、いい。鮭、いい。油彩を学んで描くのが鮭ってなぜなんだ。そしてじわっと、鮭の皮や身のねっとりとした質感が迫ってきて、とりあえず酒でも飲みたくなってしまった。青木繁の自画像もまた味わい深くて、向かい合って飲みたくなるわけです。

看板に使われている有元利夫「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」がなんとも不思議で好きになってしまいました。有元利夫さん、調べてみよう。

展示スペースは地下の一室のみでしたが430円だしなかなか面白かったです。ちなみに東博・黒田清輝展には行ってない。

>>> 東京藝術大学大学美術館


【アフガニスタン特別企画展】 素心 バーミヤン大仏天井壁画 ~流出文化財とともに~(2016/4/2-6/9、東京藝術大学大学美術館・陳列館)

この展示のことは知らなくて、藝大コレクションのついでに何かやってるみたいだから無料だし見てみるか…ぐらいの気持ちだったんです。が、天井画の原寸大3D復元は圧巻でした。しかもそれがあの大仏の頭の上の天井画なんですと。ということは自分は今、大仏の頭の上に立っているようなもの?右、左、上には復元された壁画。正面に広がるのは、アフガニスタンの風景(数ヵ月前に撮影された映像とのこと)。大仏の上に立ったら、こんな風なのか…と思ったらうわーーーっとなりました。あのバーミヤンの大仏、現存していたとしても登りにいく機会なんてあったかどうか。まして爆破された今となっては…ということで、貴重な体験でした。

アフガニスタンから海外へ流出した文化財、藝大の学長だった平山郁夫さんが働きかけて保護・保管していたのだそうです。それらの一部は藝大で修復されていて、アフガニスタンへ返還することが決定されたとのこと。すごいな。

>>> 東京藝術大学大学美術館


黄金のアフガニスタン ~守りぬかれたシルクロードの秘宝~(2016/4/12-6/19、東京国立博物館・表慶館)

これはもう!金の装飾品の数々が本当にかわいくて萌え萌えキュンキュンでした。展示・解説も丁寧で見応えあり。紛争から文化財を守った博物館員の話もすごいけど、ティリヤ・テぺに埋葬されていた金の装飾の数々がかわいくてかわいくて。ドラマが無くても、純粋に胸キュンなのでした。でもこうやって見ることができるのはきっと、博物館員の人たちが命がけで守ってくれたからなんだろうな。

意外に混んでました。本館の所蔵品展示には上村松園の「焔」が。大好きです。

>>> 東京国立博物館


生誕300年記念 若冲展 (2016/4/22-5/24、東京都美術館)

初日の金曜日夜間展示で行きました。運良く入場待ちは無し!でも中は人でいっぱい。グッズショップは購入まで一時間待ちとか(図録だけは別の階でほぼ並ばずに買えた)。すごい人気ですね。期間が一ヶ月だけっていうのが大きいのかな。

人は多かったけど、大きい作品が多かったので「人の頭ばかりで何も見えなかった」っていうことはなく、そこそこちゃんと見ることができました。作品名も高い位置に記載されてたので分かりやすかったし。混雑を想定して工夫された展示だと思います。そういえば、作品解説が無かったような。読み込み渋滞防止?

バリエーション豊かに作品が集められていて、とにかく面白かった。特に動植綵絵が全部集められた部屋はすごい。まさか一度に全部見ることができるとは思わなかった。そしてプライスコレクションもあり、お寺の襖絵もあり、MIHO所蔵の鯨と白象の屏風あり、京博所蔵の野菜の涅槃図もあり(後期のみ)。代表作はほとんど全部出てるような。

いろいろ見た結果、自分は黒と白のみの版画が一番好きでした。デザインがパキッとしてていい。描かれてるのが野菜だったりするのがまた好き。

もう一回見たかったけど、この後3時間待ちとか4時間待ちとか言われるようになってしまったので、あきらめました。

>>> 東京都美術館


歌をまとう絵の系譜 国宝燕子花図屏風 (2016/4/13-5/15、根津美術館)

毎年、庭のカキツバタが咲く頃に燕子花図屏風を展示する企画展。一年前が超豪華だったこともあって今年は少し地味に見えるラインナップでしたが、改めて歌・物語を背景とした作品であるという点から燕子花図屏風を味わうのが新鮮でした。

庭は藤が満開。応挙の藤の屏風もまた見たいな。カキツバタはぼちぼちでした。

>>> 根津美術館


*写真は東京国立博物館の庭園。普段は入れないんですが、お花見期間は入ることができます。
*今年内に全部投稿したかったけど、無理そう。
 
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# by marinji | 2016-12-31 22:02 | 美術展・博物展のはなし  

[美術展] カラヴァッジョ/宮川香山/ブックデザイ/ガレ/ほとけ

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2016年3月に行った美術展等。カラヴァッジョと宮川香山、よかった。好き。


日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 (2016/3/1-6/12、国立西洋美術館)

有名な作品がいくつも来てるし、他の画家の関連作品もそれぞれ魅力的だし、古文書に記されてる裁判のエピソードも面白くて、痒いところに手が届くというかなんというか…カラヴァッジョ好きな人が次々と作品を紹介しながらいろんなエピソードを語ってくれるみたいなそんな展示で、とにかく面白かった!
 
まだ始まったばかりの初金曜日夜間展示なので混んでるかなー来週か再来週の方が落ち着いてるかなーと考えてたのに、どうしても見たくなって行ってしまいました。やっぱりそこそこ混んでたけど満足。

>>> 国立西洋美術館


没後100年 宮川香山 (2016/2/24-4/17、サントリー美術館)

初めて見たけどとにかくすごい。焼き物であの猫の表情…鳥も細かいし動き出しそうだし。で、これだけ盛り盛りな陶器を焼いておいて、その後はつるっと美しい磁器を焼いちゃうところがまた憎い。変態だな。壺の良さとか正直分からないんですが、宮川香山さんの作品はびっくりの連続でした。明治の陶芸家で、海外でとても売れた人なのだそうです。気になって3月中に2回見ました。

>>> サントリー美術館


祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ (2016/1/23-3/23、日比谷文化図書館)

後期。驚きがいっぱい。『吾輩は猫である』の比較展示、改行の多さだったり、字下げだったり句読点だったり、回ごとに変っていって洗練されていくのが面白かった。まだまだ定まってない頃だったんですね。

>>> 日比谷図書館


ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉 (2016/1/16-4/10、東京都庭園美術館)

宮川香山に近いことをガラスでやるとガレなのかなと思ってたら、この二人は時代が被ってて、何度か同じ万国博覧会にも出品してるみたい。二人が直接会ったことはないだろうけど、何か影響しあってたら面白いな。

アールデコの邸宅に家具のように飾られる(展示される)ガレ作品が新鮮でした。自然光で見るのも新鮮。それにしても、香山もガレも、工房の職人さんたちの腕がすごいわ。

>>> 東京都庭園美術館


ほとけの教え、とこしえに。 -仏教絵画名品展- (2016/2/27-3/31、根津美術館)

仏画いろいろ。曼荼羅もいろいろで見応えあり。しかし根津のコレクションは幅広いな。旧竹田宮家のおひなさまも素敵でした。

>>> 根津美術館


*写真は西美のカラヴァッジョ展看板。夜の雰囲気が好き。世界遺産前。
 
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# by marinji | 2016-12-28 00:53 | 美術展・博物展のはなし