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(メモ)美術館の年間パスポートについて

今持っている年パス(◆)と、持ってないけど気になってる年パス(◇)の情報整理。


◆東京国立博物館 : 4,100円、常設(総合文化展)は無制限、特別展は1展1回ずつで6展分。常設オンリーなら1,500円。(→パスポート

◆東京国立近代美術館 : 5,000円、常設無制限、特別展は1展1回ずつ。工芸館と併用。国立美術館の常設にも入れる(国立西洋美術館の常設に入れる!)。常設のみなら1,000円(ただし他の国立美術館には使えない模様)。(→MOMAT サポーターズ

◆サントリー美術館 : 5,000円、入館無制限(企画展のみ、常設展なし)。同伴者1名まで無料。内覧会あり。アートフェア東京入場無料(2015年時点)。会報送付あり。(→メンバーズ・クラブ

◆千葉市美術館 : 入会金1,000円+年会費2,000円、企画展・所蔵作品展で無制限。同伴者3名まで無料。会報送付あり。(→友の会

◇府中市美術館:2,500円、企画展・所蔵作品展で無制限。会報送付あり。これは持っていたんだけど5月に期限が切れて今のところ更新してない。(→メンバーシップ

◇根津美術館 : 入会費3,000円+年会費8,000円、入場無制限、企画展ごとにチケット1枚配布。会報送付あり。(→根津倶楽部

◇東京ステーションギャラリー : 4,000円、入場無制限。(→パスポート

◇三菱一号館美術館 : 10,000円、入場無制限、同伴者1名無料、企画展ごとにチケット2枚配布。内覧会あり、会報送付あり。2016/12/1より制度が変わるそうで、募集人数2,000名まで。(→サポーター制度



他にもちょこちょこと特典があるけど、自分にとってそこまで重要でない情報は省略(ショップでの割引とか)。

東博は常設展のみのパスポートに変更してもいいかも。企画展は自分の好みとちょっと違うことが多かった。東近美も・・・これは西美に入れるのが便利で、西美にパスポートがあれば切ってもいいんだけど・・・無いんだよなー、西美。東近美の常設も好きだけど、竹橋なので、他に行く用事がなくて、「ちょっと寄って行くか」ってタイミングが無い。

サントリー美術館、千葉市美術館はとにかく安い。お得。展示内容も好みだし、これは継続。府中市は、家から遠いのもあって、春の江戸絵画以外は無理に行かなくてもいいかなー。

根津は、好きだから作りたいんだけど、ちょっと高いのと、場所的に寄りやすいところじゃないので、悩む。東京ステーションギャラリー、三菱一号館美術館は行きやすいので作ってもいいかも。特に東京ステーションギャラリー、安いし展示内容もけっこう好きなので。一号館は内容は好きなんだけど混むからなー。だからこそ年パスで何度も行くのがいいのかもしれないけど。

後はBunkamuraに年パスがあれば!展示量のちょうどよさ、レストラン(ドゥマゴ)含めて、Bunkamuraは好きなんです。ミュージアムだけでなくBunkamura全体用の倶楽部Bというものがあるみたいだけど、新規会員募集なしとのことで費用不明(→倶楽部B)。美術展は各企画展のチケット2枚配布なので、魅力的だなぁ。
  
  
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by marinji | 2015-09-06 13:24 | 美術展・博物展のはなし  

IMT/ガンダム/山田純嗣/うらめしや/絵の音/藤田美術館/WTCU/九谷焼/全生庵/龍頭観音/大河原邦男

2015年8月に見た美術展等。

暑いせいか、あまり行ってないかな。疲れた。でも行ったのはそれぞれ面白かったと思う。また後で追記します。(8/29,9/4追加しました


INTERMEDIATHEQUE インターメディアテク

東京駅前KITTEの中にあるミュージアム。日本郵便と東京大学総合研究博物館の協働運営施設だそうです。

東京駅の目の前、しかも無料!なんてこったい!KITTEは何度か入ったことがあるんだけど気付いてなかった。雑誌で目にして、その写真が「何これ素敵!」っていう感じで、でも実際行ってみたらどんなだろうと思って行ってみたら実際本当に素敵だった。大英博物館のRoom1みたい。

特に骨格標本がずらっと並ぶのは壮観でした。それが珍しくもなくよく食べる種類の魚の骨だったりしても面白いという不思議。

>>> INTERMEDIATHEQUE (JPタワー学術文化総合ミュージアム)



機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM(2015/7/18-9/27、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリー)

いろいろ面白かったけど、とにかく安彦良和さんの原画がたくさんあって、その一枚一枚がバシッと決まってて、興奮。うっとりため息。決定稿より前のガンダムのデザインも面白かったなぁ。よく最終的にあのデザインに持って行けたね。(会場内、一部写真撮影可能)

>>> 森アーツセンターギャラリー
>>> 「機動戦士ガンダム展」THE ART OF GUNDAM



山田純嗣展 ―絵画をめぐって― (2015/8/19-8/31、Bunkamura ギャラリー)

不忍画廊で作品を見てからますます気になっていた山田純嗣さんの個展が始まったので行ってきた。石膏で模型を作って、撮影し、印刷して、さらに細かな描き込みを銅版画で載せるというちょっと気の遠くなりそうな技法で制作されています。『絵画をめぐって』は有名な絵画作品をもとにしていて、その絵画の題材(三次元)→絵画(二次元)→立体模型(三次元)→写真・印刷(二次元)、と変換されていくことによる変化が興味深いです。
 
「貴婦人と一角獣」や「オフィーリア」など見てみたかった作品もあり、不忍画廊で見た時には右隻しか完成していなかった「日月山水図屏風」も一双揃って、さらに銅版画の下絵や模型の展示もあって、大興奮!!!特に銅版画の下書きはこんなに描き込んでいるのか!と驚き。作品集も買えて嬉しい。もう一回ぐらい見に行けるかな。

>>> Bunkamura ギャラリー
>>> Junji Yamada



うらめしや~、冥途のみやげ展 (2015/7/22-9/13、東京藝術大学大学美術館)

2回目。夜間展示があったので会社帰りに駆け込み。展示はもちろんのこと、たどり着くまでも何だか怖かった。後期には中村芳中・柴田是真作品は無いんですね。残念。でも曾我蕭白の美人図を見ることができたのは嬉しい!屏風も残ってたし。河鍋暁斎の幽霊も3点あって、これで当日券が1100円って、安い!

最後は、前半の蚊帳が吊ってある部屋を独り占めできました。正直怖かった。満足!(後半の部屋にはそこそこ人が残ってた気がします)

藝大は19時までだったので、国立西洋美術館の常設へはしごしました。西美、久しぶり。外の展示のロダンの地獄の門は暗くなってライトアップされると何か出てきそうだな。出てきそうっていうか、開けたくは無い。山田純嗣展で見たモネ「睡蓮」も久しぶりに見ることができました。

>>> 東京藝術大学大学美術館
>>> 国立西洋美術館



↓ここから追記。(8/29)

絵の音を聴く -雨と風、鳥のさえずり、人の声- (2015/7/30-9/6、根津美術館)

ポスター・チラシが大好きな鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」だったので、それが見られるなら!と思って行ったんですが、ノーマークだった(というより知らなかった)久隅守景の「舞楽図屏風」がもう!なんとも!音が見える、ってこういうことか!という作品でした。音というか、リズムかな。特に右隻はフェルディナンド・ホドラー展で目にした”パラレリズム(平行主義)”という言葉を思い出しました。サントリー美術館の次の企画展、久隅守景展がとても楽しみです。

全体としては、サブタイトルにあるように、雨の音や風の音や、鳥や虫の音など…自然の音は元々想像しやすいけど、改めて意識して見るのも面白い。視覚から聴覚へ。そして、特に人の声、賑わいとして「近江伊勢名所図屏風」が展示されていたのにはやられました。そう来たかー、と。意識してなかったけど、意識して見るともう、そこかしこから賑やかな往来の音が聞こえてくる。なるほどなー。

根津さんのコレクション中心の展示です。毎度のことながら家に招いてもらっているような楽しさ。庭には柿が生っていました。まだ青々としているけど。あと、蝶とトカゲと蝉の抜け殻に出会いました。あ、そういえば、ウルトラ植物博覧会で根津美術館にもあるって書かれていたのは表の竹だったかな。

ところで、ロンドンのナショナルギャラリーでは「Soundscapes」という企画が行われていました。こちらはナショナルギャラリー所蔵の作品にあわせて、作家に音楽・音の作品を作ってもらうというもの。展示はどういう風にしたんだろう?その場で流す?というよりオーディオガイドでそれぞれが聞くのかな?方向性は異なりますが、視覚と聴覚を組み合わせてるという点では同じだなと思いました。あ、Bunkamuraのサティも近いのかな。ほぼ同時期に3つ、聴覚を意識させる展示があったなんて面白いな。(私が見たのは根津だけですが)

>>> 根津美術館
>>> Soundscapes | Exhibitions and displays | The National Gallery, London
>>> エリック・サティとその時代展 | Bunkamura



藤田美術館の至宝 国宝曜変天目茶碗と日本の美 (2015/8/5-9/27、サントリー美術館)

9月に展示替えがあるので、まずはそれまでの展示を見に。曜変天目茶碗は全期間展示。

とにかく、藤田美術館てずいぶんいっぱい持ってるんだなーという驚き。根津美術館のコレクション展の後だったので、個人収集家の底力というかむしろ底の見えない凄さというか、本当に、よくこんなの持ってるなぁと驚きの連続。

そんな中で竹内栖鳳の「大獅子図」には驚き。収集した時点では"現代アート"だったのでは?なのでまったく予想外でした。古い良いものだけでなく、同時代の作品も集めていたということなのかしら。幅広いな。

茶碗はやっぱり曜変天目茶碗の色・輝きにうっとりですが、本手御所丸茶碗 銘 藤田 のとろっと柔らかそうな姿に惚れました。

>>> サントリー美術館



↓ここからまた追記。(9/4)

teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe (2015/8/21-9/27、Pola Museum Annex)

キラキラ。ケミカル・ブラザーズの Star Guitar を大音量で流したくなりました。また行こう。

>>> POLA MUSEUM ANNEX
>>> Crystal Universe / クリスタル ユニバース | teamLab / チームラボ



交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開 (2015/8/1- 9/6、東京ステーションギャラリー)

北陸新幹線開業記念。仕事帰りにさくっと。最初に時代順に分けた6章分の概要をざっと説明・展示してくれたのが良かったな。うまい。これで急に興味が湧きました。一度栄えてすぐ途絶えて謎に包まれているところも興味深い。

アール・ヌーヴォー的なのは素敵だったなー。こんな世界があったのかと驚きました。その後の時代はIMARI展(サントリー美術館)を思い出し。最後の現代の章はこれまた驚き!東博の国宝展で見たやつですね。三代徳田八十吉さんの作品。それまでの九谷焼と全然違うのだけど、でも、鮮やかな色、美しいガラス質の釉薬、という特徴がしっかり受け継がれているというか、より純粋に突き詰められているように感じました。

>>> 東京ステーションギャラリー



三遊亭圓朝コレクション 幽霊画展 (2015/8/1-8/31、全生庵)

谷中圓朝まつり。藝大の「うらめしや」の流れで。圓朝コレクションは現在こちらにあるんですよね。どんな展示なんだろうと行ってみれば、お寺のお堂の脇にある小部屋にずらっと掛け軸が。内容は、「うらめしや」の前期展示作品+α。これがかなり近くで見ることができまして。「なーんだ、もう見たやつじゃん」ではなく、「この距離でまた見せてもらっていいの!?」と興奮してしまいましたね。中村芳中、柴田是真作品もこちらに出ていました。ひゃっほう。

「うらめしや」の前期の間には後期分が展示されてたのかなぁ。早いうちに来て見ればよかった。

>>> 山岡鉄舟ゆかりの寺「全生庵」



河鍋暁斎「龍頭観音像」展示 (2015/8/25-10/4、東京国立博物館・本館)

三菱一号館の暁斎展の間に出してくれないかしらと思っていたら、出ました。ありがとう、東博!そんなわけで谷中の全生庵から歩いてはしご。やっぱりこの、ざばっと大きい絵を描けてしまうところ、すごいと思います。龍の顔も観音様の顔もどこか可愛さがあって、好き。ところで前回見た時よりも低く吊られていて、下の方は少し床(棚の)に転がしているような感じでした。この日たまたまなのか、今回はこの高さにしたのか、どうなんだろう。より近くで見ることができた…かな。

>>> 東京国立博物館



メカニックデザイナー 大河原邦男展 (2015/8/8-9/27、上野の森美術館)

ガンダム展を見たのでこっちも。大河原邦男さん、私はガンダムのイメージが強かったので直線的なメカデザインが得意なのかと思っていたら、タイムボカンシリーズなどの曲線的なユーモラスなメカもいっぱいデザインされていて、幅広さに驚きました。

時系列に作品ごとにまとめられてデザイン画やイラストが展示されており、盛りだくさん、見応えありです。純粋に楽しかった。特に、決定稿より前の、他の人からの注文が記入されたデザイン画が面白かったなぁ。最初はこんなデザインだったのか!という驚きもあり、えっそういうこと要求するのっていう驚きもあり。生々しい、仕事の証跡。

>>> 上野の森美術館



8月はこれで終わり!「あまり行ってないかな」なんて書いてたけど、後半に勢い余って行き過ぎた。それにしても疲れました。なんかもう、なんでもかんでも見に行っちゃ駄目だなと。もうちょっと絞りたいなー。

根津は、年パス作ってもいいかもと思いました(根津倶楽部)。ちょっと高いのと、わりと地味な企画展もあるのでそこまで活用できないかなと思っていたんだけど、もう、私にとっては行くだけで楽しいというか、落ち着く場所だなと今回改めて思いまして。展示量もちょうどいい。大量に展示されてるのは、私には無理だ。集中力が続かない(残念。。。)。
  
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by marinji | 2015-09-02 21:34 | 美術展・博物展のはなし