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東京国立博物館平成25年度 秋の特別公開

今日までです!

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東京国立博物館 平成25年度 秋の特別公開 (2013/9/18~9/29)

2週間だけの限定公開。酒井抱一の「夏秋草図屏風」が!なんと写真撮影もOKで。さらに「四季花鳥図巻 下巻」も同時展示(こっちはもう少し前から展示されてました)。いやもう、これは素敵でした。見た瞬間は、地味・・・とか思ってしまったんだけど。元々俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」を、さらに尾形光琳が描いて、その裏に描かれたのがこれ。今は別々の屏風に仕立てられてるそうですが、表裏にまとまっていた時のことを想像すると鼻血出そう。じっくり近寄って見ると、風神の裏に描かれた風に吹かれる草花、雷神の裏に描かれた雨に打たれる草花の様子が、じわじわと・・・見えてきます。もちろん草や花は初めから見えてるんだけど、風や雨が見えてくる。これを置いて、じっくり酒でも飲みたいなぁ。巻物も素敵なのでお見逃し無く。

そういえば風神雷神図が展示される企画展が今後2展予定されてます。「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」、「開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」」。後者は京都から、俵屋宗達筆のが来ます。見たかったから嬉しい!トーハク所蔵の尾形光琳筆は出て来るかしら?


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トーハク本館の中央階段、あれ?これはもしかして・・・と確認してみたら、やっぱり。ドラマ半沢直樹の東京中央銀行・本社ビルです。ドラマでは赤い絨毯が敷かれてたので少し雰囲気が違いますが。あの扉の先には何があるのかな。

>>> 東京国立博物館 - 催し物 イベント 東京国立博物館 平成25年度 秋の特別公開
  
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by marinji | 2013-09-29 14:29 | 美術展・博物展のはなし  

アメリカン・ポップ・アート/Drinking Glass/Kin no Kokoro

9月に六本木で見た美術展2展と、作品1点。

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アメリカン・ポップ・アート展 American Pop Art From the John and Kimiko Powers Collection (国立新美術館、2013/8/7~10/21)

難しかったー!難しいというか分からないというか自分にはまだ早いというか合わないのかもというか。ぶらぶら美術・博物館で事前に五郎さんの解説を聞いててよかった。それが無かったら完全にお手上げだったな、私。アンディ・ウォーホルまで行けば惹かれるものがあるんだけど。

でも、展示数は多くてボリューム満点だし、展示リストだけじゃなく見所案内なペーパーもあり、展示もちょうどいい感覚でゆったり展示されていて見易かった。見に来てる人が多いのは納得です。

写真3枚目、トム・ウェッセルマン「グレート・アメリカン・ヌード #50」が好き。背景に使われているルノワールの「劇場の桟敷席(音楽会にて)」はクラコレで見たばかりだし、セザンヌ、ルドンも入ってるし。ラジオやジュースの瓶や林檎が絵じゃなくて物がついてるのも効いてる。ポップで素敵。

>>> アメリカン・ポップ・アート展|TBSテレビ
>>> 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
>>> BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト │ #114 国立新美術館「アメリカン・ポップ・アート展」~日本初上陸! ポップ・アートの「モナ・リザ」に出会う!!~


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Drinking Glass 酒器のある情景 (サントリー美術館、2013/9/11~11/10)

サントリー美術館のグラスの展示は、フィンランド・デザインが素敵だったのでかなり期待してました!その期待を裏切らない、うっとりする名品の数々。和も洋も堪能。それにしても…取り出して展示するだけでもうっかり傷つけてしまいそうな繊細なグラスがいっぱいあって、ハラハラする。ポスターに選ばれている鳥動物文ゴブレットとかもう…!ドラゴンステム・ゴブレットとかも…!私が担当したら絶対に割る。割る自信がある(いらない)。これでお酒飲んで酔ったりしたら絶対割ると思うんだけどなぁ。もしくは緊張感で酔えなくなる?

日本の酒器も素敵で、なんというか、秋の夜長にちびちびとやりたいなぁっていう感じ。青い色がすごく綺麗なものも。日本酒は透明だからガラスに色をつけちゃっても大丈夫なんだな。それとエミール・ガレの葡萄文栓付瓶が、じわじわと来る素敵さで、いやぁ、これにワイン入れて飲みたいわ。

こちらはわりと空いてて、ゆったりじっくり楽しめるのがまたよかったです。

>>> Drinking Glass―酒器のある情景 サントリー美術館


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Kin no Kokoro (六本木ヒルズ 毛利庭園、パブリックアート)

ジャン=ミシェル・オトニエル氏の「Kin no Kokoro」。正面からはハートに見えるんだけど、横から見ると形がガラッと変わる。いろいろな角度から見てみたけど、やっぱりハートがいいかなぁと思ってこの写真。

>>> パブリックアート&デザイン 六本木ヒルズ - Roppongi Hills
 
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by marinji | 2013-09-27 23:56 | 美術展・博物展のはなし  

サンダーバード博/狩野派SAIKO!/プーシキン美術館展

8、9月に見た美術展(企画展)3展。

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サンダーバード博 -世紀の特撮が描くボクらの未来- (日本科学未来館、2013/7/10~9/23)

いろいろな展示があって面白かった。3D映像あり、特撮の種明かしあり、体験ゲームあり、またサンダーバードで描かれた架空の技術と、今の科学での技術の紹介など。写真撮影可能だったので、子供も大人も外国人の方々も大はしゃぎで撮りまくり。楽しい展示でした。特に映像は、CGに慣れた目で見ると、本物の水や火のリアルさがすごくて。一周回って特撮すげー!って思った。

行ったのが八月末だったので、常設部分は親子連れでいっぱいでした。自由研究かな。

>>> 「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」公式ホームページ
>>> 企画展「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」企画展概要 日本科学未来館 (Miraikan)


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狩野派SAIKO! -再興!最高!再考?狩野派再点検- (板橋区立美術館、2013/8/31~9/29)

いい絵(好みの絵)揃いでこれは私的に大当たり!館蔵品展だからということなのか、無料なのがまたすごい。江戸時代の狩野派内での階級・仕事内容の解説などもあり、その位なりの絵のうまさ(うまくなさ)も直に見ることができたので、「なるほどねぇ」と。展示数は27点と少なめですが、良かったです。

伝・狩野探幽の風神雷神図屏風、大好き。俵屋宗達にターナーの空気感を足したみたいな感じで惚れ惚れ(単純な連想でごめんなさい!)。日本は(水墨は?)、空気や湿度を描くのがうまいよね。で、近くで見ると、風神と雷神はうまいんだけど、逃げる人々は足が超適当だったりして面白い。弟子に描かせたりしてるのかな。それから河鍋暁斎。この人は本当に…大きい絵がうまいわ。ルーベンスみたい。画面の大きさを持て余してない。山口晃さんの「ヘンな日本美術史」にそんなことが描いてあったと思うんだけど、それを実感。プライス・コレクションの達磨図も大きかったしな。ポスターにもなっている骸骨図も最高。

>>> 板橋区立美術館 2013スケジュール


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プーシキン美術館展 -フランス絵画300年- (横浜美術館、2013/7/6~9/16)

横浜ってことで、芝居(冒した者)の前に混雑覚悟で行ってみました。9月の日曜日、午前11時ぐらい。やっぱり大行列。猛暑日じゃなくてよかったーと思ってたんだけど、出た時には行列が無くなってた。午前中の方が混んでる?

中はぎゅうぎゅうでなかなか見るのが大変だったけど、いい絵揃いでした。ポスターになってるルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」は色も表情も明るくて華やかで、やっぱり素敵。ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングルの「聖杯の前の聖母」はなんとも神々しく、美しく。他にもプッサン、ブーシェ、ルソー、マティス、あ、ゴッホもセザンヌも、とフランス絵画の有名どころが揃っていて、お得な美術展でした。

しかも!横浜美術館はたしかデルヴォーを持っているはず!ということで、所蔵品のコーナーも楽しみでした。ポール・デルヴォーの「階段」、素敵だったな。マグリットも良かった。モローとルドンも。それから、国立新美術館のアメリカン・ポップアート展に合わせたのか、プチアメリカンポップアート展みたいな感じの展示もあって。ウォーホル、リクテンスタイン、ジャスパー・ジョーンズと、ガラ空きの状態で見ることができてラッキーでした。

>>> プーシキン美術館展 フランス絵画300年
>>> 横浜美術館コレクション展 2013年度 第2期
>>> BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト │ #113 ロシア・プーシキン美術館展“フランス絵画300年”~モネ、ルノワール… フランスが羨む驚異のコレクション~
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by marinji | 2013-09-23 22:39 | 美術展・博物展のはなし  

速水御舟/曼荼羅/たばこと塩の博物館

8月に見た美術展3展。

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再興院展100年記念 速水御舟 -日本美術院の精鋭たち- (山種美術館、2013/8/10~10/14)

速水御舟は百花繚乱で見た名樹散椿が忘れがたくて、楽しみにしてました。内容は、その名樹散椿が出てなかったこともあり、”速水御舟展”としてはもう少し見たいなあというところ。タイトルにもついている、”院展”の印象の方が強いかな。小倉遊亀の「舞う(舞妓、芸者)」、片岡球子「鳥文斎栄之」がよかった。

写真は今回の和菓子から。五種類の中から絞りきれず…昼御飯代わりということにして三つ頼んでしまいました。どれも美しいしおいしかったけど、さすがにしょっぱいものが食べたくなりました。お茶を飲んでもね。写真上から、元になった絵は「翠苔緑芝」速水御舟、「もみぢづくし」富取風堂、「炎舞」速水御舟。速水御舟の2点は絵を見てこれははずせないなぁと。もみぢづくしは和菓子の方に惹かれて。寒天で食感も変わるし、よかった。

>>> 開催中の展覧会 - 山種美術館
>>> BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト │ #115 山種美術館「速水御舟 ―日本美術院の精鋭たち―」展~'伝統の破壊者'御舟の生涯~


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曼荼羅展 -宇宙は神仏で充満する!-(根津美術館、2013/7/27~9/1)

予想外に人が多かったけど、見辛いほどではなく。いろいろな曼荼羅が見られて面白かったな。オーソドックスなものから、日本独自のものまで。流れも分かりやすかったし。それにしても、根津、これもコレクション展なのか。どんだけ持ってるんだろう。コレクションの幅の広さにびっくり。

庭園は、夏らしく緑がわさわさしてた。

>>> 展覧会 - これまでの展覧会|根津美術館


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渋谷・公園通り たばこと塩の博物館物語 -35年の感謝をこめて- (たばこと塩の博物館、2013/7/27~9/1)

渋谷からの移転が決まっているたばこと塩の博物館の最後の企画展。私は吸ってないけど、芸術的な煙草道具とか、キセルを吸う姿が描かれている浮世絵・屏風、マッチのラベルコレクション等々、面白かった。明治天皇が使っていた道具だとか。それは過去の”たばこ展覧会”の展示品なのだけど、展示場所に掲げられていた”脱帽”という札もまた、歴史を感じさせて面白かった。移転先は墨田区横川だそう。

江戸時代頃の風俗絵にはたばこを吸う姿の他に料理してるところなんかも描かれてるんだけど、だいたい魚を焼いてるかさばいてるかで、日本は魚の国だな~と再確認。

あと、今後に向けてっていうことで新規収蔵品の展示もあって、河鍋暁斎があったのは嬉しかった。

>>> 渋谷・公園通り たばこと塩の博物館物語 〜35年の感謝をこめて〜
>>> 「たばこと塩の博物館」の休館および移転について JT ウェブサイト
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by marinji | 2013-09-23 12:01 | 美術展・博物展のはなし  

「冒した者」 @神奈川芸術劇場

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長塚圭史演出・出演ということで見に行った「冒した者」。

松田龍平の、そこにいる感じがすごくよかった。なんと言えばいいか……須永(役名)がたしかにそこにいる、その感じ。髪型や体格、背、肩幅、手のひらの大きさ、着ている服、そんな目にうつるものすべてが須永としてそこに存在していて、憑依型の演技というのともまた違う、ただ須永がいる、そのことにずっとハラハラした。声がまた!またねえ、いいんだよねえ。うっとりと聞き惚れる。本人にその自覚があろうとなかろうと、須永に惹かれるものがあることがよく分かる。柳子や、モモちゃんや、彼女が。そして確かにそこにいるのにそこにいない感じ。須永なんだなあ、あれは。

久しぶりにそこまで大きくないホールで、近くて濃くて面白かった。戦後のことで、具体的なセットがない舞台ってことで「あかいくらやみ」と印象が少し被ったけど。とにかく松田龍平を、というか須永を追ってしまった。あの家の住人たちと同じ状態だったってことだね。

横浜に見に行ったけど、チラシ見たら東京公演もあったことに気がついた。。。まあいいか。

>>> 葛河思潮社第三回公演 冒した者
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by marinji | 2013-09-15 10:43 | 芝居の日  

今日の「スパイス」

◆ Perfume 「スパイス」

復帰後の華原朋美の歌を聞いて思ったのは、声を(音程を)コントロールするようになったなあということ。以前は、出るかどうか分からない高音をとにかく出してみるっていう歌い方(歌わされ方)だったと思うんだけど(そういう風に聞こえたんだけど)、今はきちんと出せる音をイメージ通りに出してる感じがする。だから、本来ここのはずっていう音とのずれを感じない分、すごくうまく聞こえる。キーを下げたのが大きいんだろうけど、そこに、出せる音できちんと歌おうっていう明確な意思を感じる。

そんなことを考えていたら、コントロールがきいた歌が聞きたくなって、辿り着いたのが Perfume で、「スパイス」。これはもう!なんていうんでしょう、狙ったところにきちっと置きにいくその技術・能力に惚れ惚れする。ずーっと聞いていると、もうちょいコントロールゆるめのものが聞きたくなっちゃったりもしたんだけど。コントロールを越えたところに感動があったりもするので。でもこの、確信を持って置きに行ってる感じもいい。打ち合いじゃなくて投手戦の面白さ。改めて思った。
 
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by marinji | 2013-09-09 23:07 | 音楽の日