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クラーク・コレクション/Paris、パリ、巴里 (東京駅周辺)

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奇跡のクラーク・コレクション -ルノワールとフランス絵画の傑作- (三菱一号館美術館)。今日で終わりということで、とりいそぎ感想を。

友人から「あれだけの数のルノワールの絵をまとめて見られたのはよかった」と聞いていたのだけど、実際その通りだった。私は今まであまりルノワールが好きではなかったけど、好きになりました。人物画がわりと細めの体型で、色がはっきりしてる絵が多かったのがクラコレルノワールの特徴。これがよかったんだと思う(自分の好みとして)。ポスターにもなってる「劇場の桟敷席」は、表情と、広く開いた胸元がもー。色っぽくて。素敵。静物画がよかったのも印象的。玉ねぎもよかったけど、しゃくやくが素敵だった!

ルノワールだけじゃなく、ピサロやジェロームも、おお!って思う絵があって、お得というか、盛りだくさんな展示でした。個人のコレクションということで、もし自分だったらこれを買うかな?クラークさんはどこに惹かれて購入したんだろう?なんて考えながら見るのがまた面白かったです。

平日だけど、大混雑でした。開催期間最終週だったからしょうがないか。

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>>> 「クラコレ」|奇跡のクラーク・コレクション -ルノワールとフランス絵画の傑作-|三菱一号館美術館
>>> 三菱一号館美術館


続けて、東京駅をはさんで反対側にあるブリヂストン美術館にも行ったんですが、これがクラコレ続編みたいなラインナップで面白かった。こちらの感想はまた後で。


→ 以下、追記しました。


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クラコレの後は、東京駅を通って反対側へ。東京ステーションギャラリーの次回予告は「エミール・クラウスとベルギーの印象派」。これは楽しみ!

さて、駅の反対側にあるブリヂストン美術館です。


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テーマ展、Paris、パリ、巴里 - 日本人が描く 1900–1945 (ブリヂストン美術館、3/23-6/9)が目当てでしたが、コレクション展示もよかった。

まずはテーマ展。日本人の画家が描いたパリということで風景画が中心かと想像してましたが、そうではなく、パリで描いた絵ということでした。時代的にちょうどクラコレの印象派絵画の少し後で、ルノワールを描きたいんだなって分かる絵がちらほらと。クラコレで本物を見た後なだけに面白かった。それから藤田嗣治と佐伯祐三、この二人は独特でユニークでそして素敵。どちらもそれぞれに異国情緒溢れてる。藤田嗣治は8月からBunkamuraで「レオナール・フジタ展」があるので、楽しみ。

それからコレクション展示。ここにまたルノワールが。モネ、ピサロ、シスレー…って、クラコレ続編のようなラインナップで驚いた。特にルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」はクラコレ風味。「すわる水浴の女」はクラコレにはない、私が苦手なルノワール。そういう違いも面白かったな。そうそう、クラコレにはルノワールの「日没」「ヴェネツィア、総督宮」があったけど、こちらにはモネの「黄昏、ヴェネツィア」が。

展示はまだまだあって、しかも空いてるので、じっくり楽しめました。最後にザオ・ウーキーがあったのも嬉しかった!少し気になっていたので。椅子に座って、一人きりで見ることができたのはなんとも贅沢。

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>>> Paris、パリ、巴里 - 日本人が描く 1900–1945 展覧会 ブリヂストン美術館
>>> ブリヂストン美術館
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by marinji | 2013-05-26 10:35 | 美術展・博物展のはなし  

ベルギーめぐり : のみの市 (ブリュッセル、ジュ・ド・バル広場)

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ブリュッセルののみの市。ジュ・ド・バル広場という、南駅に近い広場で開かれています。毎日やっているのが観光客にはありがたい!朝のわりと早い時間から始まっているので、朝ごはんを食べて町を散策しつつ歩いていくとちょうどいいのです。

何かめぼしいものがあるかというと、あまり無いんですけど。かわいい雑貨探しとしてここをオススメしているガイドブックもありましたが・・・雑貨の仕入れをやっている人とか、慣れている人以外には難しいかも。服とか、山盛り過ぎて!でもつまらないってわけじゃなくて、見てまわるだけでも楽しいです。何かテーマを決めて探してみるといいかも。私の場合はビールグッズ。今はもう作られていない古いデザインのグラスとか、栓抜きとか。こんなのあったの?ってデザインのグラスを見つけられたりしました。値段も1個1ユーロとか。安い!


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写真一枚目は2008年11月で、これは2012年7月。雨が降り止んだりという天気だったので、地面が濡れてますが、人はちらほらと。
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by marinji | 2013-05-19 22:00 | 旅のはなし  

ベルギーめぐり : 最高裁判所

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ブリュッセルにある最高裁判所。とにかく大きいので、ここを目的にしていなくても目に入ってくる建物。ただ、グラン・プラスからは離れているので、意外と観光中に目にしていない人も多いかも。私は南駅方面へ向かう時によく下の道を通ります。高台、新市街側にあって、下の道からはエレベーターとこの橋で渡れるようになっているのだけど、この時は乗り場に座り込んでいる人がいて乗る気になれず。(2008年)


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翌年(2009年)に、別の道から上に行ってみました。なんとも立派な建物!!工事中なのが残念ですが。中にも入れるようです。見学ツアーもあるそう。残念ながら私は入っていませんが。で、上から、けっこう人もいたのでこれなら大丈夫と思いエレベーターに乗ってみました。エレベーター自体は、まぁ、普通。


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2012年。落書きされてる!あの高さに!?と驚きました。カメラのズーム機能で寄ってみると、このいかにもな字体・・・もったいない・・・。でもやっぱり、あの高さに書きに行ったのはすごいとも思うのですが。綺麗にするのも大変だろうなぁ。
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by marinji | 2013-05-12 22:00 | 旅のはなし  

今日の「Beyond The Time 〜メビウスの宇宙を越えて〜」

◆ TM NETWORK 「Beyond The Time 〜メビウスの宇宙を越えて〜」

この四連休は一日目だけ休みで、後は会社の一室にこもってます。でもって今日も今出勤途中。iPodで再生回数多い順のリストを聞いていたら、Perfume「エレクトロ・ワールド」から BOOM BOOM SATELLITES 「BROKEN MIRROR」につながって、これは素敵!と思っていたらさらにその次が TM NETWORK 「Beyond The Time 〜メビウスの宇宙を越えて〜」。ガンダムつながり。三曲全体でざっくりSFつながり。まったくの偶然で並んでいるのだけど、これはナイス。この三曲って聞いてる回数同じくらいなのか。

この曲は小室哲哉・小室みつ子の傑作。ウツの声がまた、よく合ってるんだよなあ。
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by marinji | 2013-05-06 10:02 | 音楽の日  

フランシス・ベーコン展 (竹橋)

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フランシス・ベーコン展、東京国立近代美術館(竹橋、3/8~5/26)。印刷物で見た時は、グロいかも…と思う絵もあったんだけど、実物は思いの外キレイだった。色と塗りが綺麗なんだよな、たぶん。なのでわりとスッと絵を見ることができて、見る前に思ってたよりずっと好きな絵でした。

元々は「ベラスケス"インノケンティウス10世像"による習作」ぐらいしか知らなくて、でもこれが好きで他の絵も見てみたくなったのだけど。ここの常設として前にも見てるはずの「スフィンクス-ミュリエル・ベルチャーの肖像」が、今回すごくよかった。他のスフィンクス絵と一緒に展示されてたからかもしれない。やっと絵の意味が分かったというか。それから三幅対の作品がよかったな。組み合わせの妙みたいなものがあって。

それと、黒。背景を黒にしている作品は、その黒がすごく綺麗で、さらに黒に他の色が浮かび上がってくるのがなんとも…なんと言えばいいのか…うーん、見ていて気持ちいい、かな。

非常に面白い展示でした。

あ、でもガラスへの映り込みだけはどうにかならないのかしら。ガラス越しなのは画家本人の構想だという説明書きがあったけど、ガラスに自分の姿が映りすぎて…。あれは照明や壁の色で工夫できなかったのかなあ。ガラスに映ってしまうところまでが画家の意思だったということなのかしら。


同時開催の『東京オリンピック1964 デザインプロジェクト』も掘り出し物発掘的な面白さ。出場記念メダルが岡本太郎と田中一光のデザインだったりとか!(表と裏の片面ずつ担当)

常設(所蔵品展)もあるから、つい長居してしまう。山種の「琳派から~」でも見た加山又造、好きだ。この日はもう一展、東京駅・有楽町近辺へはしごするつもりだったけど、また今度。


>>> フランシス・ベーコン展 Francis Bacon|東京国立近代美術館
>>> 東京国立近代美術館-本館

>>> フランシス・ベーコン展 全国巡回展情報 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]
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by marinji | 2013-05-02 23:57 | 美術展・博物展のはなし  

ラファエロ展/ルーベンス展/ミュシャ展

少し前に行って、書きそびれていた大物3つ。


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ラファエロ、国立西洋美術館(上野、3/2~6/2)。ラファエロの絵はあまり好きじゃないんだけど、それでも気になってしまったので見に行くことに。本物を見てみてもそんなに気持ちは変わらなかったけど、ラファエロの描く暗い(硬い)表情の肖像画、あれは好きだ!今回だと「無口な女(ラ・ムータ)」(一枚選ぶならこれ!)。それとリヒテンシュタイン展の「男の肖像」。

それから、「エゼキエルの幻視」は何かの本で見た気がするんだけど思い出せない・・・うーん、何だろう。家にある本を片っ端から漁ってるんだけどヒットしないです。

会場はさすがにこんでたけど、終了間際のマウリッツハイス美術館展ほどではなく、わりと見易かった。目玉の「大公の聖母」は美しく、また下絵も展示されていて向きの違いだとか実は背景は黒一色じゃなく風景だったとか分かって面白かったな。

10年以上前にイタリアに行っていて、バチカンでもウフィッツィでもラファエロを見ているはずなんだけど、あまり覚えていない。建物はよく覚えてるんだけどなー。残念!

>>> ラファエロ | 国立西洋美術館 | 2013年3月2日(土)~6月2日(日)
>>> 国立西洋美術館


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ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア、Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷、3/9~4/21)。ベルギーに何度か行っているのでルーベンスも何度も見ていて、さらにリヒテンシュタイン展にも大作が来ていたので、どんなもんかな~なんて少しいじわるな気持ちで見に行ったのだけど、思いの外面白かった。

ルーベンス作、工房作、版画、工房出身の画家の絵、他の画家との合作、という風に丁寧に絵が分けられていて、ルーベンス本人を軸にどう絵が広がっていったのかが分かる展示。工房出身の画家だってヴァン・ダイクとかヨルダンスとか、豪華。それぞれ好きなのでむしろ得した気分。それでふとリヒテンシュタイン展のポスターを思い出して。そういえばルーベンスとヴァン・ダイクの絵だった!

本人の絵も含め、すごい人だったんだなあということがよく伝わる展示でした。でも一枚選ぶならヴァン・ダイクの「悔悛のマグダラのマリア」。ヴァン・ダイク好きなもんで。

それから国立西洋美術館の常設展示好きにはにやりとする作品が二つ。一つはそのまま、国立西洋美術館からの出展で「眠る二人の子供」。普段はガラガラの状態で見られるんだよーなんて思ったり。二つ目は、国立西洋美術館にあるヨルダンスの「ソドムを去るロトとその家族」と同じ図面の版画。ヨルダンス版も"ルーベンスの構図に基づく"ということなので、ルーベンスの原本をもとに作成されたもの同士ってことになるのかな。

写真二枚目は、日本でルーベンスと言えばのフランダースの犬、パトラッシュです(盲導犬育成基金)。写真三枚目はベルギーつながりなデリリウムカフェ・トーキョーにあったコースターとしおり。

>>> ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア
>>> ザ・ミュージアム Bunkamura


上記2展は「Italy in Japan (日本におけるイタリア) 2013」関係でもあります。ルーベンス展にウフィッツィからとか、よく持ってこれたなーなんて思ったんですが、そういうことかと納得しました。

>>> イタリアイベント情報 【イタリー・イン・ジャパン】


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ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り、森アーツセンターギャラリー(六本木、3/9~5/19)。いわゆるミャシャ的な絵のポスター類だけでなく、油彩画も見ることができる企画展。「あなたが知らない本当のミュシャ」というコピーだったけど、華やかなフランス・パリでのポスター類と、ハプスブルグ帝国の支配に苦しむチェコ・プラハでのスラブ民族の誇りに目覚めた油彩画、という対比はすでに見たことがあるような……記憶を辿ってみたら2005年都美でのミュシャ展だった。どっちの方が良いというのは特に無いけど(それぞれ良い)、ミュシャって人気あるんだなあと改めて思った。

パリでのポスター類は展示場所が少し狭いのと人が多いのとでごちゃごちゃした印象だったけど、それはむしろ実際にポスターとして貼られていた頃に近い雰囲気になってるかも。ビール好きとしてはやっぱり「ムーズ川のビール」が良い。華やかで素敵。

油彩画では「花に囲まれた理想郷の二人」が、なんとも妖しい雰囲気で、好き。好きだわ。それと「ヤロスラヴァの肖像」と「」百合の聖母」かな。「スラヴ叙事詩」は今のところ本物はチェコで見るしかないんだけど、とりあえず映像でも全部見ることができたのはよかったです。うーん、プラハ行きたい!そうそう、ステンドグラスの下絵が見れたのもよかったな。

ポストカードはほとんど全部?ってぐらい種類が多くて嬉しかったけど、展示リストが無いのが残念。

>>> ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展
>>> 森アーツセンターギャラリー - アート 六本木ヒルズ - Roppongi Hills

>>> 当ブログ内 「チェコめぐり : ミュシャのステンドグラス(プラハ城、聖ヴィート大聖堂)」
>>> 当ブログ内 「チェコめぐり : ミュシャのお墓(ヴィシェフラド)」
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by marinji | 2013-05-01 23:24 | 美術展・博物展のはなし