カテゴリ:美術展・博物展のはなし( 88 )

 

O JUN/IMARI/清麿/お花見を

2014年3月に観た美術展。(後で写真追加します)


O JUN 描く児 (2013/12/21-2014/3/2、府中市美術館)

O JUN。初めて見たけど、違和感がけっこうあるわりに嫌じゃなくて、むしろ好き。どちらかというと苦手な絵のような気がしてたので、不思議でした。ちなみに多摩に住んでいる日本人の方だそうです。(たぶん)これぞ!っていうイラスト的な絵から、メモ、スケッチや、油彩画。いろいろな作品を見ることができて面白かった。点描じゃなく、面描とでも言えばいいのかな。あの独特な塗り方。手とか足では筋肉の筋のようでドキッとする。服の生地も妙に質感がある。

最後に机と椅子と画集が置かれたスペースがあって、しばらく読みふけりました。

>>> 府中市美術館


探幽3兄弟展 (2014/2/22-3/30、板橋区立美術館)

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IMARI ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 (2014/1/25-3/16、サントリー美術館)

焼き物はそこまで興味は無いんだけど、サントリーの年間パスポートを買ったので見に行ってみました。海外に輸出されたIMARI、いかにもな日本趣味であったり、ヨーロッパのモチーフが描かれたものであったり。実際に宮殿に展示されているところの写真もあって、ああそういえばこういう東洋趣味の間ってあるなぁ!と思い出しました。IMARIが流行って、愛されて、そして流行ったがゆえにヨーロッパでも近い物が作られるようになり、また中国・景徳鎮の輸入が安定してしまうことで廃れていく・・・美術品としての展示だけでなく、歴史の要素もある展示で、面白かったです。

それにしてもねー。東インド会社!中学校か高校かで習って、自分の人生に直接関わることは無いだろうと思っていたあの会社がここで登場ですよ。東インド会社によって伊万里焼きが輸出されていたのだそう。IPA(ビールの種類)に続いて人生2回目の東インド会社との出会い。

趣味で伊万里焼を集めてそうな方が多かったですね(客層)。茶碗展の茶道の方々ともまた違う感じだったなー。

>>> サントリー美術館


生誕200年記念 特別展 清麿 -幕末の志士を魅了した名工- (2014/2/26-4/6、根津美術館)

刀についてはさっぱり、まったく知識も無いのだけど、何本も見てるうちに刃文が美しいっていうのはなんとなく分かってきた。それにしてもどれも切れ味が良さそうで、お腹のあたりがざわざわしてくる。展示室2で経文を展示してるのも納得。さらに庭に出て、しばらく歩いて、やっと落ち着いた。いや、なんか、すごいね。ほとんどが個人蔵なのがまたこう、じわっと来るものがあってね。とにかくざわざわぞわぞわしました。それだけ引き込まれる美しさ、強さだったと思います。ふー。

所蔵品展示の雛人形・雛道具も素敵でした。

刀だからか、男性が多めでした。外国人客もいつもより多かったような。

>>> 根津美術館


博物館でお花見を (2014/3/18-4/13、東京国立博物館)

春の庭園開放と一緒に。桜が咲き始めた庭園を歩いて、いやーいいなーなんて思ってから本館へ。桜があしらわれた工芸品や絵画、小袖などなど。華やかで、でもしっとりとして、素敵でした。葵の御紋入り花見セットに驚いた。まだ本館15~19室が改装中だったのが残念だったけど、優雅な一時でした。

>>> 東京国立博物館
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by marinji | 2014-04-29 10:22 | 美術展・博物展のはなし  

唯美主義/ラファエル前派/支倉常長・クリーブランド・人間国宝展

2014年2月に観た美術展。(後で写真追加します)


シャヴァンヌ展 (2014/1/2-3/9、Bunkamura ザ・ミュージアム)

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ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900 (2014/1/30-5/6、三菱一号館美術館)

大雪の日に、空いてるかもと思って。思ってたより人がいたけど、ゆったり見られた。東京駅から地下でつながってるのは便利。タイトル通りにうっとりする美しい絵、美しい家具、宝飾品などなど。思ってたより全体に占める絵の割合が少なかったので、あららっと思ったりはしたものの、唯美主義の画家たちへの風刺画などもあって持ち上げるだけじゃないところは面白かった。もちろん絵もうっとりする美しさで、だからもっと見たかったなー。

西美のロセッティはここに貸し出されてました。

>>> 三菱一号館美術館


テート美術館の至宝 ラファエル前派展 -英国ヴィクトリア朝絵画の夢 (2014/1/25-4/6、森アーツセンターギャラリー)

英国つながりではしご。時代・画家がある程度かぶっていて、こっちはテート・ギャラリーからでザ・ビューティフルはV&Aから。テートはロンドンに行った時に寄れなかったので、去年のターナー展含め、東京で見ることができて嬉しい。ミレイもロセッティもたっぷり。エドワード・バーン・ジョーンズは少なかったかな。

ミレイの「オフィーリア」、久しぶりに見たけど自分の頭の中にあったイメージより小さかった。なので一瞬こんなもんかーなんて思ってしまったんだけど、顔と手の表情に見入ってしまった。ロセッティは今まではそこまで好きじゃなかったんだけど、美人画コーナーでうっとり。「ベアタ・ベアトリクス」と「プロセルピナ」が近くに展示されてたのがよかったなぁ。どっちも表情がすごい。目の前から動けなくなる。それと、全体的に額装が凝ってて素敵でした。

>>> 森アーツセンターギャラリー


モネ、風景をみる眼(2013/12/17-2014/3/9、国立西洋美術館)

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上記4展は時代が近くて少しずつ関連していて、なんだかドキドキしました。


支倉常長像と南蛮美術 400年前の日欧交流 (2014/2/11-3/23、東京国立博物館)
クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美 (2014/1/15-2/23、東京国立博物館)
人間国宝展 生み出された美、伝えゆくわざ (2014/1/15-2/23、東京国立博物館)


支倉常長像は日本の侍が描かれているのに洋画ならではの様々なモチーフが描きこまれていて面白かった。

クリーブランドは、ボリューム的に少し物足りなかったかなー。通常なら平成館2階全体で一展もところを半分での実施なので(もう半分は人間国宝展)、実際量は少ないんだけど。河鍋暁斎の「地獄太夫図」が鮮やかだった。それと、春の風塵雷神図屏風祭り前の伊年印「雷神図屏風」。日本画以外の絵も出ていたのが不思議だったけど、ルソーの「トラとバッファローの戦い」の緑の深さはよかった。

人間国宝展はとにかく人が多くて!過去の作品(国宝)と、現代の人間国宝が作成した作品を並べて展示してるのが面白かった。過去から繋がっている感じが。今の作品の新しさも。だからもっと空いてるタイミングでじっくり見たかったな。

>>> 東京国立博物館


Kawaii 日本美術 (2014/1/3-3/2、山種美術館)

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by marinji | 2014-04-27 21:30 | 美術展・博物展のはなし  

博物館に初もうで/雪松図/プライベート・ユートピア/和歌を愛でる

2014年1月に観た美術展。(後で写真追加します)


博物館に初もうで (2014/1/2-1/26、東京国立博物館)

1/2に正月早々出勤した帰りに寄りました。タイトルの通り、おめでたい品々が並ぶのですが、今回はなんと言っても「松林図屏風」長谷川等伯!美術館(展)めぐりを最近始めた私に取っては未見の憧れの作品。思ってたより早く出会えました。

松林図屏風、遠くから見るとうっすらと幻想的な美しい松の話なのだけど・・・近寄って見ると思いのほかざくっとした線で、荒々しい。近寄って、離れて、ずーっと見ていたくなります。いつか畳の上で一人きりで見てみたいなぁ。コピーでも。

それから、黒楽茶碗のムキ栗。思わず欲しい!と思う茶碗でした。

>>> 東京国立博物館


楽茶碗と新春の「雪松図」 (2013/12/4-2014/1/25、三井記念美術館)

こちらは丸山応挙。これも見てみたかった作品。ほどほどの混み具合で、ゆったりじっくり見ることができてよかった。これまた屏風を肴に日本酒でも飲みたくなる作品。雪の白さがキラキラと浮かび上がって輝いてる。上に向かっていく若い松と、雪が重そうな、下に向かう老松。その対比も面白いのだけど、それより線が・・・応挙っぽくなく、というか日本画っぽくなくて?面白かった。漫画的と言うか。サインペンでざっと描いていったのような。うまい人の線。不思議な中毒性があるような気がします。

雪松図の展示は1月からなのが残念。12月から展示してくれたらなー。

>>> 三井記念美術館


プライベート・ユートピア ここだけの場所 -ブリティッシュ・カウンシル・コレクションに見る英国美術の現在 (2014/1/18-3/9、東京ステーションギャラリー)

面白かったんだけど、現代美術は疲れる。私には難しかった!ただ、鑑賞ガイドがあって、入っていきやすいように工夫されてました。映像作品が面白かったな。

>>> 東京ステーションギャラリー


和歌を愛でる (2014/1/9-2/16、根津美術館)

書に興味が薄い自分にはこの企画展はちょっと渋くて、うーん、という感じにもなったけど、屏風が素敵だった。それから別室展示の百椿図、小袖、茶道具、庭園が良くて、ゆっくり見てゆっくり過ごすうちに心が整った(長谷部誠風)。企画展自体も今回のはコレクション展示なので、名家にお呼ばれして数々の収集品を見せてもらうみたいな感じだったな。庭でちょっと遊んだりとかもして。贅沢。根津さんの趣味は良い。というか私は相性がいいと思う。

>>> 根津美術館
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by marinji | 2014-04-27 13:26 | 美術展・博物展のはなし  

探幽3兄弟展 (西高島平)

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江戸文化シリーズNo.29 探幽3兄弟 ~狩野探幽・尚信・安信~ (2014/2/22-3/30、板橋区立美術館)

昨日見てきました。面白かった!去年の後半から多い気がする狩野派の作品展、これはなんと三兄弟の位牌から展示がスタートして度肝を抜かれました。

襖絵・屏風絵などの大きな作品が多い一方で、狩野派といえばの模倣、名画を描き写した巻物の展示もあり。名古屋城所蔵の探幽の襖絵「雪中梅竹鳥図襖」も見られて嬉しい。あれはお洒落だなー。個人的には三兄弟の真ん中の尚信の絵が好みでした。水の線がすごく滑らかで、豊かで。木や岩の線はざくっとして。展示は前期・後期でガラッと展示替えするそうなので、後期にまた行きたいです。

>>> 板橋区立美術館
 
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by marinji | 2014-03-09 14:20 | 美術展・博物展のはなし  

モネ展 (上野)

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国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新 (2013/12/17-2014/3/9、国立西洋美術館)

これは西美とポーラ美術館からの出展なので、半分ぐらいは西美の常設展で見ることができる作品です。なので行かなくてもいいかなーと思ってたんですが、二月中旬の日曜日に都内で時間があいたので行ってきました。上野駅から一番近いし。

さすがモネ、しかも展示期間後半なだけあって、混んでた!ごめん、印象派人気をなめてたわ。

展示内容は、モネ、モネ、モネ…かと思いきやそうではなく、モネ、モネ、他の印象派画家、モネ、モネ、他の印象派画家、という感じで。案外モネのインパクトが弱かった。私には。印象派画家だけでも多いのに、同時代の作品として象徴派まであって、西美常設展の再構築かなって状態で、ていうかシャヴァンヌはここに出してないでBunkamuraに貸してあげなよと(Bunkamura側の都合かもしれないけど)。そんなわけで、もう少しモネじゃない画家の作品を減らしてコンパクトにしてくれた方がよかったような。ブリヂストン美術館のカイユボット展の配分がちょうどよかったな。

とはいえ、見たことがある絵でも、改めてまとめて見るとまた新鮮でした。それにポーラ美術館の所蔵品は私は初見だし。個人的にはポーラの方が好みが合う感じ。睡蓮も淡くて線が細かくて。ざばっと描いた感じの睡蓮も綺麗ではあるんだけど。2館からだから、コレクションの比較がしやすかった。

ちなみに常設展の方は、印象派部分がごっそり抜けてさらに現代美術もほとんど無いという(貸し出し中?)、縮小状態。それもあって、今回当日券が1400円というのは少し割高な気がしてしまいました。今までに何度も常設展で見てるのと、人が多かったのも影響してるかも。でもやっぱり、綺麗なものはいいですね。

>>> 国立西洋美術館ポーラ美術館
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by marinji | 2014-03-03 00:02 | 美術展・博物展のはなし  

Kawaii 日本美術 (恵比寿)

一月・二月に見た美術展で、まだ終わってないもの、そして終わりが近いものから順に。


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Kawaii 日本美術 -若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで- (2014/1/3-3/2、山種美術館)

去年、府中市美術館で「かわいい江戸絵画」という美術展があって、これがとてもよかったので、実はこっちにはそんなに期待していませんでした。行ったのは若冲のマス目描きの屏風『樹花鳥獣図屏風』のため。静岡県立美術館所蔵なので、それが東京で見れるのは嬉しい。

で、先週行きました。行ってびっくり。チケットカウンターに行列が。前売りを買っておいてよかった。私が知ってる限りでは今までで一番混んでました。中も人でいっぱいでしたが、どの絵もふと人が減る瞬間があって、案外見易かったです。閉館前の30分間は若冲の屏風も楽々見られる状態になったし。売店はあきらめたけど。カフェも人は多かったけどすぐ入れました。(淡雪羹おいしかった!←白いほう)


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肝心の展示はというと、だいたいは山種さんのコレクションが占めていて、見たことがある作品もちらほらと。改めて「かわいい」という切り口で見るのが新鮮。そしてそこに何を足すのかっていうことで前述の若冲の屏風と、サントリーお得意の絵巻物を持ってきたのはなかなか、やるな!って感じ(偉そうですいません)。でも本当にこの二つで全体が締まってたと思う。あ、川端龍子『百子図』もだな。

「かわいい」の掘り下げ方については府中市美術館の方が深かったように思うけど、山種さんが得意な江戸時代後の近現代の絵画が持つかわいらしさはまた、より一層きゅんきゅんさせられる要素がありますね。

>>> 日本画の専門美術館「山種美術館」
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by marinji | 2014-02-28 00:12 | 美術展・博物展のはなし  

シャヴァンヌ展 (渋谷)

ペースは落ちてますが、今年も美術館に通ってます。一月は日本画続き。そのことについては後で書くことにして、まずは久しぶりに見た洋画、シャヴァンヌ展から。


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シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ビュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界 (2014/1/2-3/9、Bunkamura ザ・ミュージアム)

このチラシが出始めた頃は「シャヴァンヌ?知らないなー」と思ってましたが、調べてみたら国立西洋美術館で見ていました。『貧しき漁夫』。好きな絵なのに、今回の華やかなアルカディア風景とは結び付かなくて分からなかった。分かってみれば、平面的な塗りや、惹き付けられる構図とか、「なるほど、シャヴァンヌね」なんて思ったりするんですけど。

展示はわりと普通のうまい油彩画から始まって、壁画の画家として認められていく流れ、壁画はそのものは持って来れないけどその下絵だとか、壁画完成後に本人が絵画として再作成したものがあって(縮小版)、その壁に溶け込むような色と塗りを体験できました。ごてごてと主張してくるわけではないけどしっかり力強い印象を受けるシャヴァンヌの絵。ぽわんとしてるようでどこかギラッともしてるような。いつか壁画としても見てみたいものです。

気になったのは・・・『労働』(ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵、ピカルディ美術館壁画の縮小版)の、不自然な腰布。明らかに下手だと思う、そこだけ。中心のこちらに背を(お尻を)向けている男性と、その右隣。しかも壁画だとその布は無い。誰かが描き足してしまったんでしょうか。気になります。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーの縮小版
ピカルディ美術館の壁画(WIKIMEDIA COMMONSより)
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by marinji | 2014-02-11 16:33 | 美術展・博物展のはなし  

2013年に観た美術展から7展

去年後半から美術展を意識的に見始めまして、今年はけっこう見ることができました。熱しやすく飽きやすい自分のこと、来年は来年でパタリと止まる可能性もあるので、一度ぐらいはやってみたかったベスト10なんぞやりたいと思います。思いますが、絞ってみた結果7展になったので、ベスト7としたいと思います。

前提として以下の点をご了承ください!

・去年後半から見始めた程度の知識・経験値
・行くことができた場所のほとんどは関東近郊
・見た時の状態にもよりけり (空いてるほうが高評価になり易い…)

さて、順位はつけられなかったので、見た順で。


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エル・グレコ展 (2013/1/19-4/7、東京都美術館)
ベルギーで見たオメガングと合わせて、今年はフェリペ2世だったなと。で、フェリペ2世周辺の話として、ちょこちょこと別々に読んでいた話が全部ぶわーっとつながって。エル・グレコってあの人のことかー!みたいな感じで自分的に大盛り上がりでした。大きな作品をいっぱい見ることができたし、肖像画のような宗教画なども素敵だった。ギリシャの頃からトレドまでの流れを辿ることもできて、お腹いっぱいです。



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国宝 燕子花図屏風 <琳派>の競演 (2013/4/20-5/19、根津美術館)
毎年カキツバタが咲く時期には展示されているそうですけどとも、私は今年初めて見ました。すごかった。見てた間も興奮したけど、それよりも後からじわじわと来た。いやー。また見たい。これが一つの基準になるというか軸になるというか、そんな感じ。鈴木其一の夏秋渓流図屏風も良かったな!小部屋に展示されてたので、その部屋に入った瞬間にあの川の青が目に入って、水がわーっとこちらへ流れてきたかのようでした。庭園の花々も含めて素敵な美術展でした。2014年は応挙の藤花図屏風が一緒に展示されるということで、これまた楽しみでしょうがない。



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貴婦人と一角獣展 (2013/4/24-7/15、国立新美術館)
六面全部を一部屋で見れたこと、映像の方で6面ごとの細かい違いを比べながら見ることができたことがほんとすばらしかった。日本に貸し出してくれてありがとうフランス(フランス国立クリュニー中世美術館)!そしてこれはねぇ・・・やっぱりねぇ・・・ガンダムUCですよ!そして音声ガイド。最高でした。今年見た美術展の中で一番男性の割合が多かった。しかもみんな音声ガイド借りてた。そういう風に客の幅を広げたのも意味があるんじゃないでしょうか。(ほんとに?)



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かわいい江戸絵画 (2013/3/9-5/6、府中市美術館)
これで応挙が好きになりました。プライス・コレクションもファインバーグ・コレクションも素敵だったんだけど、まずこれを見たことが大きかったなと思うのでこれを。子供がいっぱいいて、わいわいと楽しそうだったのもよかった。



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夏目漱石の美術世界展 (2013/5/14-7/7、東京藝術大学大学美術館)
夏目漱石の作品(小説)に登場する絵画、作品の装飾(装丁)、それから漱石が批評した絵画とその批評の文章(これがきつい!)、そして漱石本人が描いた作品(これが意外とうまくない)・・・一人の人が接した美術品、というまとめ方が新鮮でした。



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アンドレアス・グルスキー展 (2013/7/3-9/16、国立新美術館)
一つ一つ、見るたびに「うわー」ってドキドキしました。あの大きさで見ることに意味があったと思う。



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大野麥風展 (2013/7/27-9/23、東京ステーションギャラリー)
魚、魚、魚。一匹(一尾)ごとが意思を持って生きているように見えて、ぞわぞわーっと来た。しかもそれが版画だからなぁ。版画の見本絵、試し刷り、指示、完成版を並べて展示してくれたのもよかった。東京ステーションギャラリーはエミール・クラウスも良かった。



10月以降の美術展が入っていないのは自分の中でまだ消化できていないということかも。あと、トーハク(東京国立博物館)の所蔵品展示が良かったです。さすが国立っていう所蔵品の多さ。しかも空いてるのよね。国宝が出ていたりするのに。ちゃんと展示替えもしてるし。来年はトーハクに通いたい。


あ、2014年になっちゃった。それでは~。よいお年を!
  
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by marinji | 2014-01-01 00:13 | 美術展・博物展のはなし  

竹内栖鳳/ガレ/ミケランジェロ/コルビュジエ/フジタ/古径と土牛/飛天/百段階段

今年は美術展をいっぱい見たのでベスト10でもやってみようかと思ったものの、その前に、まだ投稿して無かったものがいっぱいあったのでとりあえずまとめで!


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竹内栖鳳展 -近代日本画の巨人 (2013/9/3-10/14、東京国立近代美術館)

9月、前期に行きました。とにかく混んでてびっくり。ぎゅうぎゅうで屏風の全体像が見れないのはまいった。でも大・小作品どちらも盛りだくさんで見応えあり。常設展にも関連作品があり、ほんと盛りだくさんでした。動物の絵は可愛かったな。虎、ライオン、象のざばっとしたかっこよさも良かった。人物画はしっとり。



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エミール・ガレ -ベスト・オブ・ザ・ベスト (2013/4/20-10/20、北澤美術館)

10月。美の巨人たちで「フランスの薔薇」を見て、本物を見たくなったので。行ってみてびっくり。エミール・ガレの作品がずらーっと!なんでこんなに持ってるの?って不思議になるくらい。オルセーからの出展もあったけど、ほとんどは所蔵品だからすごい。まるで特別展でいろんなところから集めたかのようなボリューム。こうやって一人の人の作品をある程度の量まとめて見られるのは嬉しい。これぞエミール・ガレ!っていう作品はもちろんのこと、初期の作品や、ライバル的存在だったドーム兄弟の作品や、手軽に買えるように簡易な加工が施された作品もあり、いろいろなガレの魅力で溢れてた。

今回ちょうどガイドツアーの時間にあたってて、詳しい解説を聞くことができたのも良かった。ガラスについての知識はあまり無いので。



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ミケランジェロ展 -天才の軌跡 (2013/9/6-11/17、国立西洋美術館)
ル・コルビュジエと20世紀美術 (2013/8/6-11/4、国立西洋美術館)


10月。ミケランジェロは・・・彼の作品と言うより、人物像に触れるような感じ。それはそれで面白かった。食べたもののメモみたいなやつ、良かったな。

コルビュジエは、やっぱり、本人が設計した場所で本人の絵画作品を観るというのが面白かった。



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レオナール・フジタ 藤田嗣治 -ポーラ美術館コレクションを中心に (2013/8/10-10/14、Bunkamura ザ・ミュージアム)

終了1日前に行きました。観てたら近くで男女の喧嘩が始まって。一応場の空気には気を配っていて小声なんだけど、女の子が無茶苦茶怒ってる口調で何か言いながら男の肩をつかんで壁にばーん!と。さすがに美術館の人に促されて外に出ていったけど、あの後どうなったんだろうなあ。ともあれ絵は無事でよかった。その緊張感がまたフジタの細い線を際立たせて、印象深い美術展となりました。(ややこじつけ)




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古径と土牛 -小林古径生誕130年記念 (2013/10/22-12/23、山種美術館)

11月。実はほぼ和菓子目当てだったんだけど、、、絵もよかった。和菓子は、左が蓮音で右はうず潮。どちらも練り切りなので味・食感は同じだけど、練り切り好きなのでよしとする。

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笑う浮世絵 -戯画と国芳一門 (2013/10/1-11/26、浮世絵太田記念美術館)

11月。江戸時代ひでえなっていう下品さと馬鹿さ加減で題名に偽りなし。面白かったー。で、よく見ると着物の柄とか背中の彫り物とかすごく細かくて、この笑える絵でよくそこを頑張る気になったなーと。いやすごいっす。



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天井の舞 飛天の美 -平等院鳳凰堂 平成修理完成記念 (2013/11/23-2014/1/13、サントリー美術館)

12月。近くからじっくり見ることができて面白かった!個別展示されていた飛天は真横からも見ることができて、うわ!飛んでる!と実感して興奮した。色が落ちて渋い侘び寂びな飛天もよかったけど、復元で彩色されたものもよかったなー。華やかで!

ミッドタウンでは、サンタも飛んでた。



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利休にたずねよ×百段階段 (2013/11/26-2014/1/13、目黒雅叙園)

12月。百段階段を見てきた。とにかく装飾がすごくてうっとり!建物と一体の状態のまま見ることができるのは嬉しい。それにしても、何かとのコラボじゃなくて百段階段だけで見てみたいな。何度行っても新しい発見がありそう。季節によっても感じ方が変わりそうだし。今回のコラボは着物がいっぱい見られてよかったけど。



とりあえずこれで全部かしら。何か取りこぼしがあったら追加します。
 
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by marinji | 2013-12-28 17:27 | 美術展・博物展のはなし  

井戸茶碗 (根津美術館)

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井戸茶碗 -戦国武将が憧れたうつわ (2013/11/2-12/15、根津美術館)

今日までです!

昨日行きました。井戸茶碗だけって飽きるかな~と思ってたけど、ひとつひとつの違いがよく分かって面白かった!それにしても、手に持ってみたいなあ。見た目と持った時の印象って違うんじゃないかと思うんですよね。さらにお茶を点てたら…とも思うけど、そこまでは無理よね。
 
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by marinji | 2013-12-15 11:00 | 美術展・博物展のはなし