『ZAZEN BOYS 2』 ZAZEN BOYS
ZAZEN BOYS のセカンドアルバム。
一聴して思ったことは、「けっこう聴きやすい」。
POPでわりと甘い曲が好きな私にとっては1stは聴きにくかったのだけど、今回のはサラサラ聴けちゃう。POPというほどPOPではないのだけど。カフェオレ(無糖)って感じかな?私は、ストレートのコーヒーのようにストイックだったりハードだったりする曲は苦手で、逆にミルク+砂糖たっぶりの甘甘な缶コーヒーみたいなのも苦手。無糖カフェオレがベストなのです。
で、前作は、ストレートのコーヒー。美味しいけど、私が飲むにはちょっとつらい。今作は、コーヒー:ミルク=7:3ぐらいのカフェオレ。私的には5:5ぐらいがいいんだけど、それでもかなり聴きやすくなった。
ギター、ベース、ドラムのそれぞれが際立つ音作りは相変わらず。歌はヒップホップ調とファンク的なのが増えている。面白い曲やるよなぁーと思う。ナンバーガールの「URBAN GUITAR SAYONARA」あたりから思っていたことだけれど。前奏、Aメロ、Bメロ、サビ、ギターソロ、みたいな流れに乗っていない。まず歌(メロディ)があって、というものでもない。でもそれがすごいということじゃなくて、それでただのマニアックな実験的な曲になるのではなくちゃんとPOPになるところ、そこがすごいなぁと思う。
1stはあまり聴かなかったけど、これは聴き込みそう。
欲を言えば……ちょっと曲が多いかな。全15曲。いっぱい聴けるのはいいことなんだけど、「え?まだ続くの?」と思ってしまいました。おいしいカフェオレなんだけど量が多くて飲みきれないのです。
2曲目の「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」が好き。真夏の海のダンスチューン!みたいなギターに、女性ヴォーカル(椎名林檎)で♪CRAZY DAYS CRAZY FEELING~。一瞬、恰幅のよろしいブラックなブラザー(ラッパー)がナイスバディなねーちゃん(歌手)とプールサイドやらリムジンやらで妙にいちゃいちゃしながらラップと歌の掛け合いをする映像が頭に浮かぶのだけれど、その後に現れるラップは向井節。妙な日本語、独特の節回し、グルーヴィーなドラムは和太鼓の乱れ打ちのようで、「そうか、夏のダンスチューンとは盆踊りの音頭のことだったか」と勝手に納得してしまいました。
新星堂で、向井秀徳ロングインタビュー&全曲セルフ解説が載った冊子『SELDOM』がもらえます。置いてあるだけなので、CD買わなくても入手可能でした。
粋なレビューをみつけたので、紹介です。言葉豊かなレビューに思わずジェラシー。
絶対に私には書けない文面!語彙が少ないので(私が)。
どんな音が鳴っているのか、知りたい方はこちらが参考になると思います。
→妄想の地平線:遂に登場!待望の2枚目
一聴して思ったことは、「けっこう聴きやすい」。
POPでわりと甘い曲が好きな私にとっては1stは聴きにくかったのだけど、今回のはサラサラ聴けちゃう。POPというほどPOPではないのだけど。カフェオレ(無糖)って感じかな?私は、ストレートのコーヒーのようにストイックだったりハードだったりする曲は苦手で、逆にミルク+砂糖たっぶりの甘甘な缶コーヒーみたいなのも苦手。無糖カフェオレがベストなのです。
で、前作は、ストレートのコーヒー。美味しいけど、私が飲むにはちょっとつらい。今作は、コーヒー:ミルク=7:3ぐらいのカフェオレ。私的には5:5ぐらいがいいんだけど、それでもかなり聴きやすくなった。
ギター、ベース、ドラムのそれぞれが際立つ音作りは相変わらず。歌はヒップホップ調とファンク的なのが増えている。面白い曲やるよなぁーと思う。ナンバーガールの「URBAN GUITAR SAYONARA」あたりから思っていたことだけれど。前奏、Aメロ、Bメロ、サビ、ギターソロ、みたいな流れに乗っていない。まず歌(メロディ)があって、というものでもない。でもそれがすごいということじゃなくて、それでただのマニアックな実験的な曲になるのではなくちゃんとPOPになるところ、そこがすごいなぁと思う。
1stはあまり聴かなかったけど、これは聴き込みそう。
欲を言えば……ちょっと曲が多いかな。全15曲。いっぱい聴けるのはいいことなんだけど、「え?まだ続くの?」と思ってしまいました。おいしいカフェオレなんだけど量が多くて飲みきれないのです。
2曲目の「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」が好き。真夏の海のダンスチューン!みたいなギターに、女性ヴォーカル(椎名林檎)で♪CRAZY DAYS CRAZY FEELING~。一瞬、恰幅のよろしいブラックなブラザー(ラッパー)がナイスバディなねーちゃん(歌手)とプールサイドやらリムジンやらで妙にいちゃいちゃしながらラップと歌の掛け合いをする映像が頭に浮かぶのだけれど、その後に現れるラップは向井節。妙な日本語、独特の節回し、グルーヴィーなドラムは和太鼓の乱れ打ちのようで、「そうか、夏のダンスチューンとは盆踊りの音頭のことだったか」と勝手に納得してしまいました。
新星堂で、向井秀徳ロングインタビュー&全曲セルフ解説が載った冊子『SELDOM』がもらえます。置いてあるだけなので、CD買わなくても入手可能でした。
粋なレビューをみつけたので、紹介です。言葉豊かなレビューに思わずジェラシー。
絶対に私には書けない文面!語彙が少ないので(私が)。
どんな音が鳴っているのか、知りたい方はこちらが参考になると思います。
→妄想の地平線:遂に登場!待望の2枚目
by marinji | 2004-09-01 20:25 | 音楽の日