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「Can I be electric ,too ?」

久しぶりに oasis の『(What's The Story) Morning Glory?』を聴きました。これは吐くほど聴いたアルバムなので、聴きすぎて飽きてしまい長いこと聴いていなかったのです。ふと思い出して聴いてみてびっくり。リアム、声若いねー。このアルバムのリアムの声はすごく好き。クリアーで張りがあって若くてちょっとダメな男っぽい可愛らしさもあって、たまにがなる感じもまたいい。blur か oasis か?と騒がれてた頃、私は声で断然oasis派だったのでした。(blurも好きですよ)

曲の良さは言わずもがなかな?もともとノエル兄ちゃんは才能がある人だろうけど、ブリットポップ、ギターバンド全盛期の勢いも感じます。迷いが無いというかねー。時代が作らせたような…って言い過ぎか。とにかくあの時にしか鳴らせなかった音なのだろうと、今になって少し切なさも感じながら、思うのです。曲順も良くてね。これでもか!と怒涛のヒットチューンが続くのだけど、それはそれで飽きてきたなぁ…と感じる頃に、「Cast No Shadow」でガラッと雰囲気変わってしんみり、しっとり。この曲、実はあまり好きじゃなかったけどアルバム通して聴くと良いポジションだな。その後の「She's Electric」は可愛くてほっこり。なーんて安心してるところへ「Morning Glory」でドカンと大盛り上がり!そしてラストの「Champagne Supernova」で泣かせるという…。ずるいよ。

ジャケットのアートワークもヨーロッパ的で好きです。この後はアメリカでのヒットを意識したのか、アメリカンな、大味な感じになっていっちゃうのだけど。1st~2ndアルバムまでははかなり好き。その間のシングル含めて。綺麗で渋い。

ブリットポップ・ドキュメンタリーな映画『LIVE FOREVER』のDVDを買ったのに観ていなかったことを思い出した。

BGM 「恋の煙」 Chatmonchy

by marinji | 2006-03-18 00:49 | 音楽の日  

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