Camera/スー/ボッティチェリ/鳥獣戯画/ドラッカー/松園/虎屋/狗子/鴨居玲/SW/ミラー/乾山

2015年6月に見た美術展等。

これもとりあえず、行った時のメモから。6月からだいぶ…加速してるというか、振り返って「ずいぶん行ってるなー」と思いました。どれぐらいで「ずいぶん」なのかは人に寄りけりとは思いますが、だいぶ、タイトルの文字数制限がきつくなってきています。

6月は何がどうというよりもとにかく色々見たという感じ。


A Life with Camera 上田義彦写真展 (2015/4/10- 7/26 12/27、Gallery 916)

ほぼ日の記事を読んで、会社帰りに上田義彦さんの写真展「A Life with Camera」に寄ってみた。パティ・スミスの写真の前でしばらく鳥肌。湿度まで伝わってくるような写真が、途中から怖くなりました。けどまた見たい。写真ごとのサイズの違い、額の違いも面白く、魅力的。

広告も撮っている方なので、「え、これも?」という写真がぞろぞろと。どれも素敵で、どれもどこか怖かった。なんだろう、怖いっていう感じ。開期中にまた行きたい。

【追記】会期が12/27まで延長されました。元の期間中には再訪できなかったので、これは嬉しい!(詳細は公式サイトでご確認ください。)

>>> Gallery 916
>>> 写真にドキドキし続けている。写真家・上田義彦さんの35年。 - ほぼ日刊イトイ新聞


スー・ブラックウェル Dwelling すみか (2015/4/29-6/14、Pola Museum Annex)

計3回見ました。本から立ち上がってくる風景にうっとり。とても細かい作品で、じっくりいつまでも見てられる感じ。欲しくなってくるけどいくらするのかなー…。作者紹介の映像も流れていたんですが、ピルスナー・ウルケルの作品もあって、ふふっと笑ってしまいました(チェコのビールです)。

>>> POLA MUSEUM ANNEX



ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 (2015/3/21-6/28、Bunkamura ザ・ミュージアム)

二回目。金曜日は21時までやってるのが嬉しい!改めてポスターになってるフレスコ画が素敵でした。サヴォナローラがいなけりゃなぁ…もっと華やかな絵を描き続けてくれたのかなあ。それでもフィレンツエがフランスに攻め込まれたりしてる時代だから、変わらないかな。

>>> Bunkamuraザ・ミュージアム



特集 鳥獣戯画と高山寺の近代 (2015/4/28-6/7、東京国立博物館)

企画展「鳥獣戯画 京都高山寺の至宝」は連日の混雑情報を見てあきらめてしまいました。で、企画展とは別に本館で展示されている模本を見に。模本は写真撮影OKでした。甲乙丙丁揃ってたし、甲巻は全場面展示。太っ腹でした。ポスターにも使われてた猫と蛙、かわいい。

>>> 東京国立博物館



ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 (2015/5/19-6/28、千葉市美術館)
千葉市美術館開館20周年記念 歴代館長が選ぶ所蔵名品展(後期2015/5/19-6/26、千葉市美術館)


経済学者、もしドラのドラッカーです。実家に帰りがてら、母と。びっくりしました。ドラッカーの名前を出さなくても大丈夫なくらいのボリューム!でも掛け軸しかなかったのが印象的。飾れるスペースを意識して選んでたんですね。

所蔵名品展は、前期のうちに見に行くべきだった…(後期の間はドラッカー展がメインなため、展示数がかなり少なかったのです)

>>> 千葉市美術館



松園と華麗なる女性画家たち (2015/4/18-6/21、山種美術館)

松園は近寄るほどにその細やかさにぞくっとする。河鍋暁斎の娘、暁翠の作品があって驚いた。そして小倉遊亀と片岡球子は異彩を放ってた!

恒例の和菓子は、初ほたると夜長をいただきました。柚子あん、胡麻あんの練り切り。どっちもおいしかったけど、胡麻あんの方が好み。

>>> 山種美術館



虎屋文庫のお菓子な展示77 (2015/5/20-6/16、虎屋ギャラリー)

気になってたものの行ったことがなかった虎屋文庫へ。展示スペースは広くなく、広報スペースという感じではあったけど、内容は凝ってた。今回はこれまでの展示を振り返る回顧展。歴史との関連性とか、古い和菓子帳、注文帳とか、源氏物語の各場面ごとにあつらえられた和菓子とか、現代アートとのコラボとか!面白そうなものばかりで「うわー、これ見たかった!」と地団太踏んできました。

過去の展示の際の冊子をもらうことができました(在庫があったもののみ)。ありがとうございます。この展示の後はしばらく休館するようです。

>>> 虎屋文庫



「朝顔狗子図杉戸」展示 (2015/6/16-8/2、東京国立博物館・本館)

円山応挙の杉戸絵の展示。これは見てみたかったので、嬉しいです。応挙の仔犬は本当にかわいい!!他には、蘆雪がどれも良かった(好みでした)。「方広寺大仏殿炎上図」、「寒山拾得図屏風」(虎!!)、「雀図扇面」。屏風の間は「厳島遊楽図屏風」が楽しくて楽しくて。鹿を探すよね。

呉服商「大彦」の小袖コレクション、それと最近話題の刀剣・三日月宗近も見てきた。

>>> 東京国立博物館



鴨居玲 踊り候え (2015/5/30-7/20、東京ステーションギャラリー)

北陸新幹線開業記念(金沢生まれ)。作品だけでなく本人の写真があったんですけど、これがかっこよくて。ハンサムで、絵もうまくて世間的にも認められてて、恵まれてるなぁっていう風に見えるのに、描かれる自画像はなんともダーク。ダークサイド。東京ステーションギャラリーの赤レンガの壁がまた…相乗効果で、息が詰まるような、苦しい展示でした。でもまた見たいような。中毒性がある作品かもしれません。

>>> 東京ステーションギャラリー



スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。(2015/4/29-6/28、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー)

行った時は混んでたけど、まぁまぁ見ることができて面白かった。スター・ウォーズを題材としたアート作品があってそれはそれで面白かったけど、衣装とか小物とかの方がわくわくしたなー。とはいえ入ってすぐのところが一番興奮しましたが。

>>> 六本木ヒルズ 東京シティビュー



高橋コレクション展 ミラー・ニューロン (2015/4/18-6/28、東京オペラシティ アートギャラリー)

日本の現代アート盛り盛り。個人コレクションとは思えない物量と幅広さにびっくり!現代アートはちょっと苦手だったんですが、魅力的というか欲しくなる作品が多くて(買えないけど)、苦手意識が少し減りました。出てから「これが全部一個人のものだと思うとムカついてきた」と言ってた人がいて、そう思うくらいいい作品が揃ってたなと、改めて。それにしても個人コレクションは所有欲を刺激されるなー。

作品自体の質量もなんだけど、現代の収集家の活動を垣間見るというか。この人に購入されることが日本の芸術家たちにとって一つの基準になってるのかも…なんて思ったりしました。

>>> 東京オペラシティ アートギャラリー



着想のマエストロ 乾山見参! (2015/5/27-7/20、サントリー美術館)

尾形光琳の弟で、陶芸家の乾山。今年は琳派関連の展示が多いのでそこでもよく作品を見かけますが、かわいいなーぐらいの気持ちでいたら大間違いだった。いや、かわいいんだけど。

「うつわを絵で飾るのではなく、絵をうつわとする」という解説に納得。形はパッと見ぼてっとしていたりするのだけど、絵と一体化していていくつも見て行くうちにゾワゾワしてきて、「うわぁ、変態だこの人!」と思ってしまいました。(褒めてるつもり)

>>> サントリー美術館
 
[PR]

by marinji | 2015-07-23 22:30 | 美術展・博物展のはなし  

<< ウルトラ植物/江戸ダンディズム... ワシントン/スー・ブラックウェ... >>