シャヴァンヌ展 (渋谷)

ペースは落ちてますが、今年も美術館に通ってます。一月は日本画続き。そのことについては後で書くことにして、まずは久しぶりに見た洋画、シャヴァンヌ展から。


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シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ビュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界 (2014/1/2-3/9、Bunkamura ザ・ミュージアム)

このチラシが出始めた頃は「シャヴァンヌ?知らないなー」と思ってましたが、調べてみたら国立西洋美術館で見ていました。『貧しき漁夫』。好きな絵なのに、今回の華やかなアルカディア風景とは結び付かなくて分からなかった。分かってみれば、平面的な塗りや、惹き付けられる構図とか、「なるほど、シャヴァンヌね」なんて思ったりするんですけど。

展示はわりと普通のうまい油彩画から始まって、壁画の画家として認められていく流れ、壁画はそのものは持って来れないけどその下絵だとか、壁画完成後に本人が絵画として再作成したものがあって(縮小版)、その壁に溶け込むような色と塗りを体験できました。ごてごてと主張してくるわけではないけどしっかり力強い印象を受けるシャヴァンヌの絵。ぽわんとしてるようでどこかギラッともしてるような。いつか壁画としても見てみたいものです。

気になったのは・・・『労働』(ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵、ピカルディ美術館壁画の縮小版)の、不自然な腰布。明らかに下手だと思う、そこだけ。中心のこちらに背を(お尻を)向けている男性と、その右隣。しかも壁画だとその布は無い。誰かが描き足してしまったんでしょうか。気になります。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーの縮小版
ピカルディ美術館の壁画(WIKIMEDIA COMMONSより)
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by marinji | 2014-02-11 16:33 | 美術展・博物展のはなし  

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