レオナルド・ダ・ヴィンチ展 (上野)

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レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像 (東京都美術館、2013/4/23〜6/30)。面白かったけど、タイトルからイメージする内容とはだいぶ違うような。看板になってる「音楽家の肖像」以外は、レオナルド・ダ・ヴィンチ名義の油彩画は無し。手稿、素描、周辺画家の作品が中心です。素描も本人のは少なかったような。美術展というより、あの時代の空気に触れる資料展という感じ。それはそれで面白い。ちょうど塩野七生「ルネサンスの女たち」のイザベッラ・デステの話を読み返していたところだったのもあって、手稿は興味深く見ました。

他の画家による模写は、やっぱりあの表情は本人にしか描けないんだなってことがよく分かって面白かったな。「洗礼者聖ヨハネ」の模写は背景が描かれていてまた違った雰囲気が出ていて素敵だった。けど、やっぱりあの表情だけは描けないよねー。(しつこい)

会場は作品保護のために温度を下げてるとのことだけど、すっごく寒かった!上着を着ても冷えました。

>>> 【特別展】ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像 東京都美術館
>>> ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵「レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」|TBSテレビ


余談。pen BOOKS の「ダ・ヴンチ全作品・全解剖。」(2012.4.2 初版第3刷)では、「音楽家の肖像」を ”レオナルド作とする見方も根強いようだが、解剖学的に間違っている目の位置や平らな胴体など、とても彼の作とは思えない。” とばっさり。自分はどう思うか、を意識して見るのも面白いかと。

ペンブックス1 ダ・ヴィンチ全作品・全解剖。 (Pen BOOKS)

ペン編集部 / 阪急コミュニケーションズ


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by marinji | 2013-06-10 23:38 | 美術展・博物展のはなし  

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