エル・グレコ展 (上野)

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「エル・グレコ展」 東京都美術館(上野)、2013/1/19〜4/7。ボリュームたっぷり、見応えがあって面白かったです。スペイン(トレド)に行きたくなった。

私にとってエル・グレコといえば河惣益巳さんの「サラディナーサ」(漫画)。脚色されてはいるけど、漫画のイメージを軸にして違う部分を拾っていくのがけっこう楽しかった。あと、時代背景も分かったし。

現実のエル・グレコならサラディナーサをどう描くだろう…と考えながら見たのだけど、たぶん描かないな。レオンのことは描くかもしれない。


展示作品は、肖像画と宗教画が中心。阿刀田高さんの「新約聖書を知っていますか」を読み返していたところだったのもあって、以前は意味不明で苦手だと思っていた宗教画がすごく面白かった。面白いって言っちゃいけないかもしれないけど。肖像画的なパウロの絵が好きだった。それからゲッセマネの祈りでの弟子三人の眠りっぷり。あれはひどい!(絵としては誉めてる)

実物のサイズでまとめて見て気になったのは、手と足の指の描き方。あの時代にしては漫画的な…すらっと細く長く、関節がしっかりして、爪も老若男女みんな綺麗で。漫画のすごくうまい絵っていう感じ。指フェチなのかなあと思ったのだけど、たまに全然うまく描けてない絵もあって、それは工房作なのか、はたまた工房に指を得意とする職人がいたのか…なんて考えながら指ばかり見てきました。

東京会場(上野)の終了日、4/7はエル・グレコの命日でした。偶然?

>>> 「エル・グレコ展」
>>> エル・グレコ展 El Greco's Visual Poetics | 東京都美術館
>>> 東京都美術館

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by marinji | 2013-04-09 22:26 | 美術展・博物展のはなし  

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