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終了間際の美術展を駆け込みでまわる。(狩野派以外/ポール・デルヴォー/琳派から/移りゆく風景)

昨日、駆け込みでまわった4展。

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「狩野派以外も大賑わい」板橋区立美術館(西高島平)。所蔵品展。ここは気になってて来てみたかった。辿り着くまでが大変だったけど、面白い展示で満足!現代語訳的な新タイトルがついてるのはいいね。そういうことか、とすっと絵に入れる。解説も読みやすかったし、もちろん展示品自体も素敵なものばかり。あまり重々しいものではなくて軽やかな作品が多い気がする。それが良かった。この美術館の趣味なのかしら。また行ってみよう。

>>> 板橋区立美術館 2012スケジュール (狩野派以外も大賑わい)
>>> 板橋区立美術館


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「ポール・デルヴォー展」埼玉県立近代美術館(北浦和)。府中市立美術館でも見たんだけど、展示の順番とか壁の色とかが違っていて、府中の方が見やすかったかも。展示スペースの間取りの問題もあるんだろうけど、何をハイライトに持ってくるかが違ってた印象。ポスターに使った絵も違ったし。ここの所蔵品である「森」はよかった。全体のトーンとはちょっと違う気はするけど。

>>> ポール・デルヴォー展 埼玉県立近代美術館
>>> 埼玉県立近代美術館


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「琳派から日本画へ ―和歌のこころ・絵のこころ―」山種美術館(恵比寿)。所蔵品を中心に、他からも取り寄せた企画展。俵屋宗達の短冊がよかったなあ。溢れてる感じで。それからここは照明が綺麗で、金屏風が浮かび上がる感じにぞくぞく。印刷とは違う見え方がしました。全体的に上品で重厚、という印象。

>>> 過去に開催された展覧会 - 山種美術館(琳派から日本画へ)
>>> 日本画の専門美術館「山種美術館」


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「移りゆく風景 広重・清親・癸巳男」平木浮世絵美術館(豊洲)。所蔵品展。ららぽーと豊洲にあるのだけど、今月で(もしかしたら今日で?)一旦閉館するそうなので来てみた。フロアは仮住まいという感じだったけど、展示内容は面白かった。東京の名所について三名(江戸・明治・昭和)の作品を並べるというもので、タイトルの通り、移りゆく風景を味わえました。早く定住地を見つけられるといいなあ。

>>> 移りゆく風景 -広重・清親・癸巳男  -2013年3月2日~3月24日
>>> 平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO オフィシャルサイト


山種は3月末まで、他の3展は今日(3/24)までです。さすがに疲れたなー。

by marinji | 2013-03-24 10:32 | 美術展・博物展のはなし  

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