美術にぶるっ!展(竹橋)

今年初観覧は東京国立近代美術館の「美術にぶるっ!」です。東京国立博物館の「博物館に初もうで」、Bunkamura ザ・ミュージアムの「白隠展」と迷ったんですが、なんとなくずっと気になってたけど見ていなかったものを見に行ってみようということでこれに。あと上野は正月でもこんでるかなーとも思い。で、東京国立近代美術館。ガラガラかと想像してたんですが、けっこう賑やかでした。

美術館・博物館へは去年後半から急に行き始めました。ロンドンとベルギーに行ってみて、もちろんヨーロッパの美術館・博物館はすごいのだけど、日本にもいろいろあったり来てたりするんじゃないかなと思ったのがきっかけです。いろいろと続けて見てみると、ちょっとした発見が素人なりにあって、面白いもんだなーと思っているところです。


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東京国立近代美術館 60周年記念特別展、美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年。2部構成でどちらもボリュームたっぷりのすごい美術展でした。お腹いっぱい。

第1部は「MOMATコレクションスペシャル」。MOMAT は(The National) Musium Of Modern Art, Tokyo の略。収蔵作品の中から国指定の重要文化財13点すべてを一挙公開するスペシャルな展示。通常の常設展では一気には見れないそうです。常設展はジャクソン・ポロック展の時に一度見ていたので、そこまで期待していなかったんですが、これがなんとも・・・ものすごく面白かった!展示物だけでなく、建物自体がリニューアルされていて、ガラスへの写りこみを考慮したという壁・床の色と照明の組み合わせが・・・空間全体として美しかった。とにかく絵を壁にかける、ということじゃなくて、この場所にはこれだろうっていう意図が感じられる空間でした。絵の一点一点が新たに響いてきて、何度もうっとり。そして各部屋で展示テーマが絞られていて、私のような近代美術に詳しくない者でも見やすく、楽しめました。私は知らない画家ばかりだったけどまた見に行きたくなったよ。椅子が多いのもいいですね。

そして第2部、「実験場1950s」。1950年代の、戦後日本の美術と資料・映像から構成される展示です。60周年記念にこの展示。いやびっくり。今につながる、原爆の傷跡、サンフランシスコ講和条約、日本の再生。それを美術という形で構成するすごさ。私はどちらかというと社会へのメッセージが込められたものよりもただただ美しいものの方が美術としては好きなんですが、その自分でも惹き込まれてしまいました。これももう一度じっくり見たいなぁ。

実は今回、着いた時点で閉館まで2時間ぐらいしか時間が無くて、最後の方は流し見になってしまったんですが、改めて1部2部あわせて1日ぐらいかけてじっくり見たいと思いました。1/14まで!


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>>> 「美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」
>>> 東京国立近代美術館 60周年記念サイト
>>> 東京国立近代美術館
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by marinji | 2013-01-03 22:51 | 美術展・博物展のはなし  

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