リヒテンシュタイン展 (六本木)

いよいよ明日で終わりのリヒテンシュタイン展。これまた投稿が遅くてすいません m(__)m

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リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 (国立新美術館)。仕事を休んで月曜日に行きました。美術館・博物館は月曜日休みが多いですが、六本木は火曜日なんですよね。ありがたい!で、月曜日だからそんなにこんでないかなと舐めてたら、きっちりこんでました。入場は行列無しだったけど、中は人でいっぱい。ただ、二部屋目(エントランス、バロック・サロン)まではいっぱいだったものの、その後はわりとゆったり見ることができました。

そんなわけで話題のバロック・サロンは人いっぱいで流し見にしてしまったんですが、天井画は誰にも邪魔されずに見れるのでいいですね!そしてその絵は見上げてこその絵でした。

全体的に、上品で、いいもの持ってるなぁーという印象。すごいぜ、リヒテンシュタイン家。これ好き!って思った絵がいっぱいありました。特に好きだったのは、クエンティン・マセイスの「徴税吏たち」、クリストファーノ・アッローリの「ホロフェルネスの首を持つユディト」、ジロラモ・フォラボスコの「ゴリアテの首を持つダヴィデ」。マセイスの、人物の表情はやっぱりすごいし面白いんだけど、それよりも色の透明感というか艶っとした感じ、あれがすごくて惚れ惚れ。水彩画の透明感とはまた違う透明感。ユディトとダビデはそれぞれ顔が素敵で、見惚れました。でもこれ3つともポストカードになっていなくて、残念。

アッローリのユディトは当時人気だったらしく、同じものが何作が作成されたそうです。本などで紹介されるのはイタリア・フィレンツェにあるピッティ宮殿のもの(それがオリジナル?)。それから、ピーテル・ブリューゲル(息子)のベツレヘムの人口調査。父がオリジナルを描いていてベルギー王立美術館にあり、こちらも人気があったようでコピーが13点作成されているそう(贋作ではない)。コピーって当時どういう価値だったんだろう?と気になっていたんですが、リヒテンシュタイン家が手に入れるだけの価値があるということなんですね。

あとは、ポスターにもなっているアンソニー・ヴァン・ダイクの「マリア・デ・タシスの肖像」。この女性の顔、好き!あとね、最後にフリードリヒ・フォン・アメリングの「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」があるのは、ずるいね。あれ、最後の最後に持ってくるなんて。

ルーベンスはかなり大きな作品が来ていて、よく持って来れたなーと、もうそれだけで驚き。そして私は「キリスト哀悼」の、亡くなったキリストの肌の色の迫力というか緊張感がやっぱりルーベンスだなぁと思いました。華やかな絵ももちろんいいんだけどね。


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国立新美術館は外観がなかなかびっくりでした。中にあるレストランは宙に浮いてるような気分を味わえる素敵なつくり。この日は行列はできていなかったので入ってみたんですが(美術館併設レストランで入れたのは初!)、ランチは、うーん、私はあまり好みではなかったです。ディナーを食べるとまた印象が変わるかな?


>>> 朝日新聞社 - 「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」
>>> 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
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by marinji | 2012-12-22 14:34 | 美術展・博物展のはなし  

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