ツタンカーメン展(上野)、大英博物館 古代エジプト展(六本木)

古代エジプト系、2展。少し前ですが、それぞれ別の土日の朝イチで行きました。

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KINGTUT ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~(上野の森美術館)。まず言っておきたいのは。ポスターに写っているものが当然この特別展の目玉なわけですが、これは黄金のマスクでも棺でもありません!知ってましたか。気づいてましたか。はい、では続いて感想です。

古代エジプトの秘宝の中からツタンカーメンという人物に関連するものをポイントにして展示しているのは面白かった。ただ、うーん、サブタイトルは大袈裟かな。真実の解明というよりも純粋に秘宝を愛でることでよかったのではないかと。ポスターになったツタンカーメンのカノポス(内蔵を入れておく容器)はすごく綺麗だったし細工も細かかったし。化粧容器のライオンの飾りとか、王冠を被った像とか、他の展示品も素敵だった。だからむしろ変に煽らない方がよかったんじゃないかと。

煽った効果か朝イチでも大行列だったけど、案内の人たちは皆手慣れていて混乱は無く、列が60分待ちを超えたところで以降は時間指定の整理券に切り替え。いよいよ入るという所では一旦小部屋に一定人数を待機させて簡単な説明ビデオを見せてからという流れになっていて、中の人数のコントロールがうまいなと思った。来客数はマウリッツハイスやベルリンより多いんじゃないかと思うけど、中での見やすさは断然こっち。絵画じゃないから360度ぐるりと見られるというのも大きいか。ショップが外というのも便利だったな。

面白かったし素敵だったけど、1時間並んで待つほどじゃなかったかなぁ、というのが正直な感想。ただ、正直に言うと、この感想は、黄金のマスクがあるんだろうなと思い込んでいたのも大きいです。昼ぐらいに行って2・3時間後の整理券をもらって、別の博物館・美術館のすいてる常設展を堪能して戻ってくるのがちょうどいいかな。


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大英博物館・古代エジプト展 -『死者の書』で読みとく来世への旅 (六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリー)。こっちも列はできていたし、しかも入場券は持ってなくて当日券購入からだったけど、そんなに待たずに入れた。ちなみに行ったのは最終日。

こちらは「死者の書」が中心。展示品のボリュームの多さと、また人がまばらだったのと、丁寧で分かりやすい解説で見応え十分!一通り見ているうちに、古代エジプトの死生感が自然と伝わってくる展示は見事。「死者の書」が一続きに並べて展示されているのも圧巻。ミイラも来てます(棺だけでなく)。いやー、これだけゆったりとしっかりと見せてもらえたら言うことなしです。死者の書の研究についても触れているところがまた憎い。


KINGTUT ツタンカーメン展 関連
>>> KINGTUT ツタンカーメン展 -フジテレビ (※音が出ます)
>>> 上野の森美術館

大英博物館 古代エジプト展 関連
>>> 大英博物館 古代エジプト展
>>> 大英博物館 古代エジプト展 六本木ヒルズ - Roppongi Hills
>>> 森アーツセンターギャラリー
>>> British Museum - Visiting (日本語)
   
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by marinji | 2012-10-09 23:28 | 美術展・博物展のはなし  

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