鍛える聖地、名画と読むイエス・キリストの物語、怖い絵 死と乙女篇、旅行者の朝食

最近読んだ本の感想。偶然にもすべて女性の作家でした。姉さん!って呼びたい人たち。

鍛える聖地 (幽BOOKS)

加門七海 / メディアファクトリー


帯に書いてある”パワーが欲しけりゃ、ここまで来い!”が素敵。七海さんの文章にぐいぐい引き込まれて、どの場所も行きたくなる。けど、大変そうだな~とも思う。それだけの思いをして得られるものがあるんだよなー。小学校の遠足で行った鋸山が載っていて嬉しかった。ほとんど覚えてないんだけどね。だからまた行きたくなった。でも何よりも神様にお供えするくだりが、酒飲み的には一番興味をそそられました。


名画と読むイエス・キリストの物語

中野 京子 / 大和書房


中野京子さんが綴るイエス・キリストの一生。宗教的な解釈ではなく、あくまでも、絵のテーマとしての物語。語り口がうまくて、すいすい読めてしまい、そして最後の終わり方にハッとさせられました。地図が載っているのもいろいろと想像しやすくてよかったです。ずいぶん長い距離を移動してるんだなーとか。物語に沿っていくつかの絵が差し込まれていますが、その絵についてのコメントは少なめ(コメント無しのものも)。それが少し物足りないけど、だからこそすっきりとまとまっているとも思います。「怖い絵」を読めばいいしね。(「怖い絵」に載っていない絵もありましたが)


怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

中野 京子 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


「怖い絵3」の文庫版。表紙の絵と収録順が変わっていて、また2編追加されています。表紙の絵、イリヤ・レーピン「皇女ソフィア」は今、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで観ることができます(10/8まで)。改めて読んでも面白かった。文庫版は持ち歩きやすいのもいい。


旅行者の朝食 (文春文庫)

米原 万里 / 文藝春秋


イリヤ・レーピン展で買いました(ロシアつながりですね)。食べ物に関するエッセイ集。読んでると、米原さんはたぶんきっと本当に食べることが好きなんだろうなぁと思う。量も、質も。ロシアの食べ物の話も面白い。また、エリツィンが日本で何でも食べたというくだりは、その前の二人のロシア政治家の話からの流れで、おおーっと唸った。じゃがいもについての話もびっくりしたな。
 
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by marinji | 2012-09-10 00:09 | 本の日  

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