「ふしぎなキリスト教」

旅のはなしサボリ中ですm(__)m。今日再開するつもりですがその前にいくつかレビューを。


ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)

橋爪 大三郎・大澤真幸 / 講談社


本屋で目立つところに置かれていて(売れているらしい)、さらに私は宗教の話が好きなので読んでみたところ、面白かった。対談という形式が読みやすくてよいのもあるし、「そうそう、それが分からなかった!」というツボをおさえた質問がいい。読んでいくうちに、ああそういうことだったのかと何度も思うのだけど、それで読み進めていくうちに、私がキリスト教的考えを”ふしぎ”と思うように、私自身の(日本人的な)考え方もずいぶんと”ふしぎ”なものなんだなと気付く。そこはわざわざは書いてなくてちょこちょこと触れられているだけなのだけど、自分の中で、感じ方がくるっと回転した感じ。

特に、キリスト教の考えに則るとこの世界の出来事は科学的なものだということ、そしてこの世界の仕組みを解き明かす科学という行為こそが神の考えを探ることだということは、ちょっと、驚いたけど、妙に納得した。科学とキリスト教って相反するものではないのね。

そして、言われてみれば、米一粒一粒に神が宿ると思うほうが、非科学的だ。ただ、科学は科学で、信仰というか思考みたいなものはそれはそれ、みたいに別々に信じているのが今の私の状態だし、それは自分にとっては自然なことだけど、はい、それこそが、一神教な人たちから見れば自然じゃないこと(ふしぎなこと)なんですね、ということが分かった。それが面白かった。(私の解釈で書いているので、本の内容とはずれているかもしれないです)
[PR]

by marinji | 2012-05-06 17:21 | 本の日  

<< SPEC 天 (映画) 今週も >>