ジャクソン・ポロック展に行ってきた

少し前のことですが、気になっていたジャクソン・ポロック展に行ってきました。場所は東京国立近代美術館。前に書いたように私は直接ジャクソン・ポロックを知っていたわけではなくストーン・ローゼズ経由で、本人の作品をまったく知らなかったのですが……ポスターに惹かれて。

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ポスターに使われた、様々な絵の具を散らしたような絵をずっと描き続けていたんだろうなと想像していたんですが、そういうわけではなかったんですね。はじめは人物や建物など物を描いていて、エル・グレコのようなうねりとエネルギーを感じました。そこから徐々にポスターに使われた絵(インディアンレッドの地の壁画)に近づいてゆき。これは目の前に立って見たらやっぱりすごいというか、何がどうと言えるわけではないのだけど、滅茶苦茶なようでそれでも何か納得してしまうような、線や点や色の一つ一つがこれしかないんだっていうもので、そしてすごくドキドキしました。

その後はそのスタイルをやめて黒一色、またはプラスもう一色のものなどの作品になっていてそれはそれで緊迫感のある面白い作品だったんですが、「インディアンレッドの地の壁画」などから溢れ出るエネルギーと比べると、なんとなくパワー不足。

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アトリエの再現。これ自体が作品のようなポップな空間でした。

所蔵作品展も見ることができたので見て行きましたが、岡本太郎の絵にとにかくびっくりしました。怖いようで、鮮やかでポップでぐっと惹きつけられる。今まであまりちゃんと作品を見たことがなかったのだけど、見たくなりました。それからビル・ヴィオラの映像インスタレーション《追憶の五重奏(The Quintet of Remembrance)》も面白かったなぁ。スローモーションよりさらにゆっくりな、止まっているのかと思うぐらいのスピードで動く画像なのだけど。一瞬油絵のようにも見えて。すごく不思議な作品でした。


>>> 生誕100年 ジャクソン・ポロック展(中京テレビ) ※音が出ます
>>> ジャクソン・ポロック×ストーン・ローゼズ!(愛知県美術館ブログ)
>>> 展覧会情報生誕100年 ジャクソン・ポロック展(東京国立近代美術館)
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by marinji | 2012-04-08 17:30 | 美術展・博物展のはなし  

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