人気ブログランキング | 話題のタグを見る

NHK BS アーカイブス、今週は「ヨーロッパ王家の物語」

今週月曜日より、NHK BS アーカイブスは 「ヨーロッパ王家の物語」

2月6日(月) 「ハプスブルク帝国 第1回 双頭の鷲の下に」
2月7日(火) 「ハプスブルク帝国 第2回 女帝マリア・テレジア」
2月8日(水) 「ハプスブルク帝国 第3回 美しく青きドナウ」
2月9日(木) 「城 王たちの物語 千年の王宮 プラハ城 刻まれた民族の記憶」
2月10日(金) 「城 王たちの物語 女王イサベル 終(つい)の楽園 アルハンブラ宮殿」


行ったことがある場所としてプラハ城が気になってるんですが、ハプスブルク帝国も面白そう。


塩野七生さんが書いたルネサンス期のイタリアが好きな私は、サッコディローマ(ローマ略奪)が許せなくて、そんなわけで神聖ローマ帝国は嫌いで、ハプスブルク家にも縁がないと思っていたのですが・・・

NHK BS アーカイブス、今週は「ヨーロッパ王家の物語」_a0036755_0571512.jpg

ベルギービールの Gouden Carolus、これがカール5世のことだと知った時は驚きました。まさにどんぴしゃでローマ略奪の時の神聖ローマ帝国皇帝だし!気づかず飲んでた!そしてこのビールがおいしいんだ・・・。

カール5世は、このビールの醸造所があるメッヘレンで幼少期を過ごしたのだそうです。ベルギー出身だったんですね(その頃ベルギーという国はまだ無いですが)。他、取っ手が4つついた陶器のジョッキの Charles Quint というビールもカール5世のこと(フランス語)。さらに、カール5世の祖母にあたるマリー・ド・ブルゴーニュはこれまた大好きなビール Duchesse de Bourgogne "ブルゴーニュ女公" だったり(ラベルにも肖像画あり)。

Gouden Carolus の絵は、カール5世騎馬像(ティツィアーノ)から来てるのかな?左右逆だけど。(わざと?)



名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

中野 京子 / 光文社


「怖い絵」でハマった中野京子さんの↑の本も面白くて、いつの間にかハプスブルクのことが気になり出している今日この頃。そういえば河惣益巳さんの「サラディナーサ」に出てくるスペイン王・フェリペ2世も、スペイン・ハプスブルクなんだよな~(この本を読んで今更気付いた)。


ところで、プラハのカール4世はハプスブルク家じゃないんですね(ややこしい!)
  

by marinji | 2012-02-06 01:19 | TVのはなし  

<< ドイツめぐり : レーマー(旧... 名古屋市科学館のプラネタリウム >>