野田ともうします。 柘植 文

野田ともうします。(1) (ワイドKC キス)

柘植 文 / 講談社



野田さんになりたい、と思う今日この頃。

それは、野田さん自身の面白さだけでなく、野田さんの周囲の人たちから野田さんがちゃんと好かれていることが描かれているからなのだと思う。分かりやすく野田さんを慕っている重松・山本の二人だけでなく、手影絵部の部長と副部長だけでもなく、バイト先のギャル・富沢さんも、野田さんのことを馬鹿にする人に対してついおつりの渡し方で意地悪してしまったりする(あのエピソードは好きだ)。それが伝わるから、ついつい自分も野田さんみたいになりたいなんて思ってしまう。けど、野田さん自身はきっと野田さんになりたいなんて思ってもいないのだろう。なりたくないとも思ってないだろうな。そもそもそんなことを考えない気がする。

読んだ中で一番好きなエピソードは太宰の「津軽」のくだり。結論がたまらない。まさかそれでいいとは。つい「津軽」が読みたくなって、新潮文庫版を買ってしまいました。


ちなみに私はドラマから入りました。その後気になって原作の漫画へ。なので漫画を読んでもほぼすべてドラマ版の声・喋り方で台詞が聞こえてきます。それはそれで良かったような気がします。


漫画版 作品紹介「野田ともうします。」 講談社
ドラマ版 公式サイト「野田ともうします。」 ... 眼鏡で地味な雰囲気の女性が野田さん
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by marinji | 2011-05-18 00:39 | 本の日  

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